参加型開発と国際協力 (明石ライブラリー) (明石ライブラリー 24)
- 明石書店 (2000年6月13日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750313078
感想・レビュー・書評
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僕は国際協力を巡るさまざまな議論の中でも、特に「住民参加型」という概念を重要視しています。そして「住民参加型」といえばチェンバース先生なので、本書は避けて通れません。
RRA(Rapid Rural Appraisal:簡易農村調査法)から発展したPRA(Participatory Rural Appraisal:参加型農村調査法)やPLA(Participatory Learning and Action:主体的参加による学びと行動)などの最近何かと話題の手法について、詳細に学ぶことができます。
さらにこれらの手法は、国際協力分野に限らず、現地調査(フィールドワーク)における参与観察の在り方などにも応用できるはず☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「参加型開発」は内発的発展論にも通ずるところがある。外からいろいろ手出しをするのではなく、外の者はあくまで「ファシリテータ」に徹する。そしてファシリテータを生み出して、あとは自分たちでやってもらう、という感じ。厚い本だけど、読みづらくはない。