ブータンの政治 近代化のなかのチベット仏教王国 (明石ライブラリー 34)
- 明石書店 (2001年11月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (348ページ) / ISBN・EAN: 9784750314983
感想・レビュー・書評
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1900代の建国から70年代までのブータンについて書かれている。
チベットの反主流者の人たちが移った。
イギリスのインド支配と中国からの緩衝国となり、インドの影響が大きい。エリートはインドへ学びに。
裁判には検事も弁護士もいない、裁判官のみ。
国として地方を治める制度を持っていなかったため、それを整えることは地方分権のはじまりと中央からは言うことができるが、もともと地方には統治体制があったので、逆行とみられなくもない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書は、カリフォルニア大学名誉教授の著者が、ジグメ・ドルジ・ワンチュク第3代国王の取り計らいで実施した(!)ブータン国内での現地調査をまとめたものです。
ブータンの政治は特徴的で、著者曰く、「ひとりの絶対的支配者が自らの権力に対する重大で明らかな挑戦もないのに、結局は君主制の政治形態そのものの性質を変えてしまうかもしれないような基本的な構造改革を自らの発案で導入したのは、君主制の歴史のなかでは前例のないこと」(本書p.201)だそうな。
分厚い専門書、かつ僕の専門外の分野なので、内容はやたら難しかったけれども、山本真弓さんの素敵な監訳者解説に助けられました。
