新版韓国の歴史【第2版】 (世界の教科書シリーズ) (世界の教科書シリーズ 1)

著者 : 大槻健

• 明石書店 (2003年1月30日発売)

作品紹介・あらすじ

隣国の高校生は歴史をどう学んでいるか。詳細に描きだされる社会・経済・文化の発展の諸相。国民意識の統一を重視する「教育」は教科書にどう反映し，中国・日本はどう描かれているか？　さらに詳細な翻訳に踏み込んだ韓国の高等学校歴史教科書全訳の第2版。

感想・レビュー・書評

[isseiabeさんの感想 · 2014年10月13日]

韓国の国定教科書の翻訳
日本の様に民間業者の教科書を検定するのではなく、国の機関が発行したものらしい。
学校教育や国家試験等における自国の歴史（国史と呼ばれる）の重視の姿勢が日本とは大きく異なっている様に感じる。

[パル２パパさんの感想 · 2007年6月15日]

今の歴史教科書は過去の歴史をねじまげてこれからの子供達に教えようとしている。自分達の時代に本当の事を教えていたとは決して云わないが少なくとも知り得る環境にはあった。しかし今の教育環境はクサイものには蓋をして国家が知って欲しく無いものを知らせない様にしている、まるで言論統制だ、戦時中の軍国政治を復活せしめんとするが如く。そうさせない為に自分が何を為すべきかを知る為に読む。

[sunafukinnさんの感想 · 2005年10月26日]

シリーズ。

著者プロフィール

1920年生まれ。東京大学文学部卒業。早稲田大学文学部教授を1991年退職。同大学名誉教授。日本教育学会。2001年死去。
〔主要著書〕
『韓国教育事情』新日本出版社、1992
『日韓の未来をひらく教育交流』桐書房、1994
『韓国の子どもと教育』あゆみ出版、1997

「2003年 『新版　韓国の歴史　【第二版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」