- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750319117
感想・レビュー・書評
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再読しました。
本書を読んだのは10年以上前ですが、そのときには気づかなかったことや、分からなかったことが、今は良く分かるようになりました。
単なるワークショップのスキルだけが書かれているわけではありません。
その背後にある考え方、振る舞い方が重要です。
下記は、全くその通りだと思います。
私たちのほとんどはしゃべりすぎ、仕切りすぎ、コントロールしすぎる。しゃべる量を減らし、仕切りすぎず、コントロールを減らすことを学ぶ必要がある。課題は「黙ることを学ぶ」ことであり、静かに他の人たちを力づけ、信じることである。他の人たちの分析を助けることは、私たち自身の影響力を捨てることであり、指揮棒を渡すことであり、退くことによって導くことである。
それは、ラテンアメリカで言うところの、「沈黙に耐える」、すなわち人が話や活動を始めるまで考えている時間は待ち、何か話して沈黙の間をもたせなくては、と思ってしまう私たちの感情をコントロールすることでもある。 ー 222ページ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
柏木さんのオススメで読んでみる。
Amazonのレビュー見てもわかりますが、
「参加型」ワークショップの入門です。
読むだけでは、何も得られないに等しいです。
きっと柏木さんのお勧めがなければ、読まないし、
そもそも手に取ることさえなかったと思います。
しかし、この本の中から伝わって来たもの、
この中に溢れてるアイデアを自分の手で、
試行錯誤してやってみたら、得るものはいっぱい、
そんな一冊。
殆どの人には、まったく勧めないけれど、
本気でworkshopや場づくりをしたい方には絶対にお勧めしたい一冊♪ -
ワークショップにおける「おもしろい」仕掛けが満載です。
いろいろな材料を組み合わせて、毎回楽しいワークショップができること請け合い。