無のグローバル化 拡大する消費社会と「存在」の喪失 (明石ライブリー 78)
- 明石書店 (2005年8月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784750321585
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
ファストフード店やチェーン店舗の拡大、クレジットカードや自動決済システムの浸透、ブランド品の横溢――マクドナルド化とアメリカ化、資本主義のグローバル化が現代消費社会に何をもたらしているのかを、マクドナルド化理論の提唱者が論じる。
[ 目次 ]
第1章 無―手短な(冗長であってはならない)序論
第2章 無(および存在)の概念化
第3章 無体との出会い
第4章 グローバル化
第5章 グロースバル化とグローカル化および存在と無
第6章 無および無のグロースバル化の究極例なのか―インターネット上の大規模な消費サイト
第7章 無(および無のグローバル化)に関する(必要あってしめす)いくつかの結びの見解
第8章 グローバル化(および無)に関する結びの見解
付録 無―理論上および方法論上の諸問題
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ボードリヤールが著作で常に語っている事を、実用的にわかりやすく噛み砕いている本といった感じ。著者に日本人が参加している事も有ってか読みやすい本でした。
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