アルゼンチンを知るための54章 エリア・スタディーズ

  • 明石書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750321851

作品紹介・あらすじ

南米大陸の最南端に位置するアルゼンチンは,タンゴやサッカーを通して日本人ファンも多い。本書はアルゼンチン生まれの日系2世である著者が,歴史,社会・文化,国民性,政治経済,日系人社会の視点から「明るくおしゃれで見栄っ張り」な国の実像を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 卒論の参考資料として、ラテンアメリカのことを知りたかったので。
    いやぁ、大荒れだったんですね…アルゼンチンの近代史は。
    クーデターは起きまくるし経済もめちゃくちゃになるし社会問題は山積みだし。

    もともと政治経済全般への関心が低いのもあって、
    ボルヘスの短編を読みあさってたときは気にしてなかったんだけど、
    フリオ・コルタサルの「グラフィティ」って短編で、独裁政権下の街が描かれてて、
    はじめて中南米の政治に対して関心が持てたんだよね。

    それまで読んだアルゼンチン作家の短編から受けた印象から、そうまで治安悪くないと思ってたんだけど、そんなことはなかったね。
    歩んできた歴史は痛みに満ちてるし、現在も苦しい状況にあると。
    大変じゃないか…

  • アルゼンチンを知るにはオススメですよ!!

    僕も読みました!(石原)

  • 硬く柔らかくアルゼンチンの事を知りたい人必読?の書 t

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著者プロフィール

 1962年アルゼンチン生まれ。日系二世。
 1988年ブエノスアイレスのサルバドル大学国際関係学部を卒業。マルビーナス(フォークランド諸島)戦争に従軍する(1982年4月13日〜7月20日)。
 90年には日本の文部省の奨学生として来日(筑波大学大学院経営政策科学研究科)。97年、横浜国立大学大学院国際経済法学研究科経済関係法コース「労働法」を専攻、修士号取得(修士論文:「派遣と出向——三者間関係の労働契約関係の考察」)。
 92年から労働省の「日系人雇用サービスセンター」の通訳・相談員を務める(9年間)。
 現在、スペイン語の商業・渉外法務翻訳を専門とする会社を経営(合資会社「イデア・ネットワーク」)。一方、NHK衛星放送の通訳、東京や横浜地裁・家裁等での法廷通訳、JETROでのビジネス通訳などでも活動している。
 98年『所得税の確定申告』と『永住と帰化』(いずれもスペイン語)を出版。
 2001年から、在日日系人就労者向けのスペイン語情報誌『MUSASHI』を発行。ラテンコミュニティの活字メディア『インターナショナル・プレス』紙のコラムニストとしても活躍。
 2004年11月、産経新聞オピニオンプラザ「私の正論」第360回「外国人労働の受入をどう考えるか」で入選。
 「ISS通訳研修センター」と「日西翻訳研究塾」ではスペイン語通訳育成の訓練講師を務める一方、(財)海外日系人協会では、中南米日系人研修の講師として「日本人移民史」「日本の教育」「日本の歴史」の講座を持っている。
 「外国籍県民かながわ会議」元委員(98〜2000年)。神奈川県「住宅政策懇談会」元委員。「かながわ外国人すまいサポートセンター」元理事。(社)日本アルゼンチン協会元理事。横浜市「国際性豊かなまちづくり委員会」委員。
http://www.ideamatsu.com
E-mail: jam@ideamatsu.com


「2005年 『アルゼンチンを知るための54章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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