アメリカのヒスパニック=ラティーノ社会を知るための55章 エリア・スタディーズ

  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750322353

作品紹介・あらすじ

現在では米国で最大のマイノリティと化していながら,我が国ではこれまであまり語られることのなかったヒスパニック系住民。歴史・経済のみならず,音楽・料理など多彩な視点をも織り交ぜながら,増殖し続ける彼らの社会をリアルに,魅力たっぷりに描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 雑感
    このようにラテンアメリカをざっくりと横断的に説明した書籍が少ないため、非常に勉強になった。

    ・カストロ暗殺をCIAがマフィアに依頼して、けどそのマフィアは殺されて、、、って圧倒的スパイ映画感。日本に生まれてよかった

    ・マチスモの変容として、男性が妻に指図されながら家事をしている状況を、
    「男性の権威の失墜でも、男性の女性化でもなく、男性が自分にとって最も有効的な人生を主体的に選ぼうと努力している証拠」
    って形容した言葉にすごい納得感を覚えた。今の日本にも通ずるものがあるなあと。

  • このシリーズ、前にスウェーデンとインドネシア版を読んだときは、
    それぞれの研究分野をたくさんの研究者が分担して書いてたけど、
    この本はほとんど牛島さんが書いてるw

    「アメリカのヒスパニック=ラティーノ社会」って限定されてる時点で、
    ある程度ケーススタディーになっちゃってるから?

  • 〜を知るための○章シリーズ最新刊はヒスパニック!今や北米最大のマイノリティ、読まねば。未読

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著者プロフィール

1943年長野県生まれ、宮城県大河原町で育つ。日本大学博士(国際関係)。
メキシコ国立自治大学(UNAM)東洋研究所研究員、スペイン国立バリャドリード大学客員教授、スペイン国立サンティアゴ・デ・コンポステラ大学大学院客員教授、日本大学国際関係学部・大学院教授等を歴任。現在は青森中央学院大学大学院地域マネジメント研究科教授

「2016年 『政宗の陰謀 支倉常長使節、ヨーロッパ渡航の真相』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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