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Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ) / ISBN・EAN: 9784750322674
感想・レビュー・書評
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奇しくも正男暗殺の前日に借りた本。正男が東京で逮捕された頃の平壌で働いていた作者の平壌日記。
市民の50%が「告発」の経験を持つという平壌市民は、滅多なことを言うと揚げ足を取られて収容所送りになる危険と背中合わせなためかなかなか本音を語らない。閉塞感で街には重い空気が沈んでいる。市民は霧の中で自分の気持ちを霧で隠しながら生きている。と一度目の読後は思ったが、二度目の読後は、彼らはもうすでに自分の気持ちを分かることすらしないのではないかとおもった。街の静けさもそれは彼らの心が人のそれとして機能されていないからではないか。金正日は今の人口の30%がいれば国家として成立すると語ったと言う。おそらくその30%に含まれる平壌市民ににとって残り70%詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フランスのアニメーターが見た北朝鮮。通訳たちも大変だろうな。
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ケベック人から見た北朝鮮はうなのか、と関心してしまった一冊。昨今の北朝鮮渡航モノに食傷気味の人には箸休めに丁度
良いかもしれない。
桧垣嗣子の作品
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