世界の科学教育 国際比較からみた日本の理科教育

  • 明石書店 (2006年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784750324814

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  • 日本人必読。世界の教育への取り組みと比較する事で日本の理科教育の問題点を浮き彫りにする。勉強することの意味に疑問を抱いている高校生や大学生は、これを読むと自分の受けている教育の背景が分かってモチベーションアップにつながるかも。最初は硬くて分かりにくい文章だが、後半になればなるほど読みやすくなる。

  • 複数の先生方が其々の見解を述べておられる本。医学やアメリカの教育についてもあり。

  • 日本の教育はゆとり教育でヤバイとは言うもののどうヤバイかピンとこないがこれを読むと世界と比較することで本当にヤバイほどよく分かる。

    例えば中国、日本よりも2年も速いペースで教育をしている。さらに教師は生徒から尊敬される存在で、よい教師は良い待遇でさらに将来を担う子供を教育しようとしている。今はまだ日本での中心的存在の人達が日本を優位にリードしているかもしれないが10,20年経った時にその優位はおそらくなくなるという。

    アメリカでは教師の50%以上が修士号、博士号を持ち、その先端の面白さを子供達に教え、子供達が興味を持って勉強しているという。教科書の量も日本の3,4倍以上のものを使用。

    日本は科学技術創造立国を目指すも、理科などの科学に関する仕事をしてみたいと言う生徒、学生の数は20%を切る有様。

    本書の最後には教育に関するシンポジウムが収録されており、今後の文科省や様々な団体の活動に希望を託したいと思う。

    自分自身教育ということには非常に興味があるので、日本を没落へ向かわせることなく世界に誇れる国にしていきたい。

    教育問題の最新の動向を知ることができる本です。

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著者プロフィール

1952年生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科・教育学部助教授(広域科学専攻)。主な著書・編著に、『危機に立つ日本の理数教育』(共編、高等教育フォーラム監修、明石書店、2005年)、『百億の星と千億の生命』(共訳、カール・セーガン著、新潮社、2004年)、『どうする「理数力」崩壊——子どもたちを「バカ」にし国を滅ぼす教育を許すな』(共著、PHP研究所、2004年)、『分子生物学への招待』(鈴木範男・矢沢洋一・田中勲編、三共出版、2002年)、『日本の理科教育があぶない』(共編、学会センター関西/学会出版センター、1998年)、『英語論文セミナー——現代の発生生物学』(講談社サイエンティフィク、1996年)、ほか多数。

「2006年 『世界の科学教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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