来たるべきデリダ 連続講演「追悼デリダ」の記録

  • 明石書店 (2007年3月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784750324920

感想・レビュー・書評

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  • デリダの入門本としても優れた一冊。
    慣れない固有名詞には必ずと言っていいほど訳註が記載されている。そのおかげで読書がはかどるはかどる。
    デリダ本人の著作にも当たらんと。
    脱構築が固定的で暴力性を含んだ一言葉の遊戯に終始しないアクチュアルな効力を持たせるために、デリダは長年にわたって思考を繰り返し続けた。
    生は常に死を含んでいる。まさに真理。
    デリダの思想は、机上で繰り返す知的な戯言ではなく、現実の世界を冷静に見据えた政治的、倫理的な行動へと人を促していく手段で、まさにそれが脱構築の初歩であり、権威や二元性、主体の絶対的な自己同一性に対する反旗、というよりも、洗練されたオルタナティブな道のりを常に開く試みとして、後世に見事な知的遺産を残してくれた。

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