アラブ経済史―1810~2009年― (世界歴史叢書)

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  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750331546

作品紹介・あらすじ

19世紀以降、資本主義および社会主義との緊張関係のなかで「近代化」を進めてきたアラブ世界の歩みを「経済」に焦点を絞って辿り、「多様」でありながらも独特の「共通性」をあわせ持ったアラブ世界の実像を浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • 基礎知識を得るために読んだが、本書がカバーするのは1810ー2009年。2010年のアラブの春以降が入ってないわけで、最新の本を読んだほうが良かったか。。。と回り道感あり。アラブの春以前はこういう見方だったのねという感慨はあった。

  • アラブ諸国の「挫折」の歴史を細かく、広範囲にわたって書いていて、とても参考になった。

  • 2010.04.25 日本経済新聞に紹介されました。

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著者プロフィール

1962年佐賀県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。日本貿易振興機構(ジェトロ)でのバグダッド、カイロ、ロンドン、ジャカルタ、イスタンブールなどでの勤務、公正取引委員会事務総局国際協力企画官、トルコ国立ボアズィチ大学アタテュルク近現代史研究所客員研究員などを経て、現在、福岡女学院大学教授。専門領域は中東を中心とする国際政治・経済及び中東の近現代経済史。
〈主な著書・論文〉
『新版エジプト近現代史――ムハンマド・アリー朝成立からムバーラク政権崩壊まで』(明石書店、2011年)
『アラブ経済史――1810~2009年』(明石書店、2010年)
『エジプト近現代史――ムハンマド・アリ朝成立から現在までの200年』(明石書店、2006年)
「イスラーム諸国に新しい発展モデルを提示するトルコ」(『治安フォーラム』平成24年12月号、立花書房)
「レバノン 中東の経済ハブ再生への模索」(『治安フォーラム』平成25年4月号、立花書房)
「北イラク・クルド自治区――『事実上のクルド国家』」(『治安フォーラム』平成25年8月号、立花書房)

「2013年 『中東経済ハブ盛衰史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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