民衆が語る貧困大国アメリカ―不自由で不平等な福祉小国の歴史―

スティーヴン・ピムペア 中野真紀子監訳 桜井まり子 甘糟智子

• 明石書店 (2010年12月21日発売)

作品紹介・あらすじ

19世紀以来の貧困大国の実態を、奴隷、ホームレス、貧困層の女性などの視点を中心に描きとる。民衆はいかに食糧を見つけ、住まいを確保し、職を探し、子どもを世話し、コミュニティを形成し、福祉を求め差別と闘ってきたのか――語りを通し生の実像に迫る。

著者プロフィール

ニューヨークのイェシーバ大学にて、アメリカ政治学と社会福祉政策の教鞭をとる。前著 The New Victorians: Poverty, Politics and Propaganda in Two Gilded Ages（『新たなビクトリア朝時代人――ふたつの金メッキ時代における貧困・政治・プロパガンダ』）に続く著作である本書 A People's Hsitory of Poverty in America は、ハワード・ジン（著書に『民衆のアメリカ史』など）が監修した『民衆の歴史シリーズ』の一環として出版された。

「2011年 『民衆が語る貧困大国アメリカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」