人生の塩 豊かに味わい深く生きるために

  • 明石書店 (2013年11月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784750339207

作品紹介・あらすじ

日々の些細な出来事も、とるにたりない思い出も、共感と好意のまなざしを注げば、人生に味わいを与える「塩」となり、人生はもっと豊かになる。レヴィ=ストロースに学び、フランスを代表する人類学者である著者が、人生に疲れたあなたに贈るサプリメント!

感想・レビュー・書評

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  • 私は、海に潜りたかったのかもしれない。|「雛形」違和感を観察する ライフジャーナル・マガジン
    https://www.hinagata-mag.com/column/47633

    『人生の塩――豊かに味わい深く生きるために』by 出口 治明 - HONZ
    https://honz.jp/articles/-/40062

    人生の塩 - 株式会社 明石書店
    https://www.akashi.co.jp/book/b146662.html

  • そもそも「人生の塩」が何か分からずに読み進むことになり、読みながら自分の「人生の塩」探しゲームができる。誰かが言っていたが、人間にできる重要な能力として”自己客観能力”がある。相手の気持ちにシンクロし、なおかつその状態を客観的に見る力。それを意識せず行うことができる一冊だと思います。

  • 世の中の大抵のことはどうでもいいことだと常々思っているけれど、裏を返すと世の中の大抵のことが味わい深いものでもある、とも思った。「冬に鳥たちのために脂身や種子を入れた大きな皿を木のなかに置いてやり、春に皿がからっぽになっているのを見る」「MRIの検査中に居眠りする」「刑事コロンボみたいに手をあげてあいさつする」あまりにも具体的な、しかし別に意味が有るわけでもないような記述が続く。しかし具体は束になって抽象になる。
    少しの塩(と酒)があればいいのに、変な甘味料やらサプリメントやらみたいな言葉やら人やらが多いのだ。嗚呼、人生の味覚障害連中どもよ、君たちにはこの本をよむ時間がないのだろう。

  • 最初に日本の読者向けか、枕草子に触れていて、読んでから、枕草子に似てるなと思いました。まさに。

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著者プロフィール

フランソワーズ・エリチエ(Françoise Héritier)(1933-2017)
フランス社会科学高等研究院研究指導教授、コレージュ・ド・フランス社会人類学研究室長等を歴任、コレージュ・ド・フランス名誉教授。全国エイズ審議会初代会長。主な著書にDeux soeurs et leur mère(『二人の姉妹とその母』オディル・ジャコブ社、1993年)、Masculin/Féminin(『男性的なもの/女性的なもの』オディル・ジャコブ社、Ⅰ,1996年、Ⅱ,2002年)など。

「2025年 『言葉の味 人生を豊かにする秘密のゲーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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