最終推理 狭山事件 浮かびあがる真犯人

  • 明石書店 (2014年9月30日発売)
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784750340753

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 狭山事件といえば、最近映画になったりもして無実の罪で人生を奪われ、再審にむけてたたかう石川さんがクローズアップされているが、石川さんが冤罪なら当然に真犯人がいるわけで、あらためて事件発生からの経過をふりかえってみて、事件自体がもつ薄気味悪さのようなものを思い出した。著者は、前作『狭山事件を推理する―Vの悲劇』から20数年を経て、さまざまな可能性について再度検討をくわえてこの本を書き上げた。そして浮かび上がった真犯人像は…。背筋がぞくっとする。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1946年兵庫県生まれ。京都大学工学部大学院・離籍。まちづくり計画の会社経営をへて、現在は古代史研究と社会活動。友人の誘いで狭山事件分析に入り、88年に『狭山事件を推理する――Vの悲劇』(三一書房)を出版。いつまでたっても再審開始にならないことに不満で、2010年よりホームページ「新推理・狭山事件」で未解明の謎の分析を再開、本書はその成果である。

「2014年 『最終推理 狭山事件 浮かびあがる真犯人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

甲斐仁志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×