タスマニアを旅する60章 (エリア・スタディーズ 143)

  • 明石書店 (2016年3月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784750343310

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。
    オーストラリア南東に位置する島、タスマニア。エリア・スタディーズシリーズの多数は『~を知るための』であるが、本書は「~を旅する60章」である。他にも「~を旅する」を冠する書籍は出版されているが、本書が特徴的なのは著者一人の旅記録で完結している点だ。
    結構細かいところも記述されており、「あぁ、タスマニアに行くとするとこんな感じなんだなぁ」というのが凄く伝わってくる。著者は三重大の名誉教授とのことだが、堅苦しい文章でもなく、楽しく読み通せた。

  • 著者は、環境問題などが専門の大学教授だった方です
    タスマニアに関しての硬い文章と思いきや
    なんだか、かーるい日記のような旅紀行です
    それは、きっと著者の視力が弱いため
    音声ソフトを使って原稿を執筆しているせいかも
    お話を聞いている感じなんですよね(^_^)

    著者の過去をたどる人物のことや奥様のことなど
    個人的なことも多いのですが
    過去のイギリス囚人問題や、人口問題
    水の豊富な島、リンゴの島
    マウントフィールド国立公園のことなど
    タスマニアを知るいいきっかけになりました

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著者プロフィール

1940年福井県生まれ。早稲田大学大学院博士課程(行政法)、UtasPhd環境学。瑞宝中綬章。三重大学名誉教授。
【著書】
『タスマニアへの誘惑』(高文堂出版社、1990年)、「ニュージーランド旅行と大震災2011(下)」(東北公益文科大学公益総合研究センター ニュージーランド研究所、第14号、2012年)、『タスマニアを旅する60章』(明石書店、2016年)、『目の旅路――ある網膜色素変性症患者の生き方』(作品社、2008年)、『現代官僚制と地方分権』(高文堂出版社、2004年)、『行政法と環境法』(同上、1979年)、『薔薇と機智とブリテン』(同上、1978年)、『公害と行政責任―四日市の場合』(河出書房新社、1976年)など。

「2023年 『ニュージーランドを旅する46章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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