京都の坂――洛中と洛外の「境界」をめぐる

著者 :
  • 明石書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750344096

作品紹介・あらすじ

坂の街というイメージのない京都だが、洛中と洛外をつなぐ境界として、坂は地理的、歴史的に重要な役割を果たしてきた。清水坂、逢坂、長坂、狐坂の四つの坂を起点に、豊富な図版とともに京都の街の過去と現在を巡り、新しい歴史像へと読者を導く案内書。

感想・レビュー・書評

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  • 現代日本人には無い慣習ですが、昔はもっと結界や境、ケジメが身近にあり、きちんと区切られていたように思います。
    分けることを差別だとか不平等だとか言い出す人もいなかったせいかもしれません。
    ハレとケのように日々区切りがあり、住み分けがありました。
    この坂の話も、そのひとつだと思います。

    生と死が身近にあったところから、平安末期から死を穢れとして忌む風俗が広まった、とされていますが
    それでも現代より死は身近にあっただろうと思います。

    坂の者、気違いさんという呼び方が京都っぽく
    親しみのある感じが興味深く思いました。

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著者プロフィール

一九四六年八月、京都西陣の聚楽第東堀跡に生まれ、育つ。一九七一年から二〇〇七年まで大阪府立高校教員(社会科、地歴公民科)、二〇〇九年から二〇一四年まで京都精華大学人文学部特任教授。二〇一四年から同大学特別研究員、非常勤講師。
著書
『聚楽第・梅雨の井物語』(阿吽社、一九九九年)『戦争のなかの京都』(岩波ジュニア新書、二〇〇九年)
共著書
『学校のことば・教師のことば』(一九九四年、東方出版)『学校のモノ語り』(二〇〇〇年、東方出版)『学校の境界』(二〇〇三年、阿吽社)『むかし学校は豊かだった』(二〇〇九年、阿吽社)『マンガで読み解くマンガ教育』(二〇一四年、阿吽社)など

「2016年 『京都の坂 洛中と洛外の「境界」をめぐる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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