ウズベキスタンを知るための60章 (エリア・スタディーズ 164)

  • 明石書店 (2018年5月15日発売)
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感想 : 7
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  • 本 ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750346373

作品紹介・あらすじ

ウズベキスタンは、ソ連から独立した中央アジアの国で、ウズベク語を話す定住民ウズベク人を主たる国民とする。首都タシュケントは中央アジアの政治・経済の要とも言われ地政学的位置にある。本書では激動の歴史的変遷を経てきた同国をわかりやすく紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • <閲覧スタッフより>
    ウズベキスタンの国のみについて書かれた本がとても少ない中、この国を特化して幅広く深く網羅したこの本はとても貴重である。歴史、経済、文化はもちろんのこと、日本とのかかわりもきちんと書かれていて、ウズベキスタンのすべてを知るために欠かせない教科書的な本である。
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    所在記号:302.08||エリ||164
    資料番号:10242544
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  • ウズベキスタンのことを書いている本が少ない中、本書を発見したので読むことに。何人かの研修者や専門家がそれぞれの分野に関して言及しているので、書かれている内容は非常に幅広くなっています。
    一番気になっていた水資源の問題ももちろん書かれており、水資源をめぐっての周辺国との外交に関しては非常に興味深い内容でした。水資源は争いのもとにもなるのかと思っていたのですが、ウズベキスタン自体も天然ガスという資源があるからか、周辺国との関係が良好そうなのには驚きました。中央アジア5か国はうまく関係を保っていると感じました。
    もう一つ興味深かったのは日本との関係です。ODAの補助額では日本が1番にも関わらず、そういった事実はあまり日本人には知られていないと思います。そのおかげか、現地では日本人観光客も多く、日本語をしゃべる方が多かったり、JICAのサポートした店も多く、両国の友好な関係性を実際に目の当たりすることができました。ただし、貿易ではあまりメリットを出せていないというのも事実であり、現地の車や家電製品を見ていると、ここまで日本製品が食い込めていない国も珍しいと感じました。
    ウズベキスタン旅行に行く前には、ぜひとも読んでおいて損はない本だと思います。

  • 東2法経図・6F開架 302.29A/O14u//K

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著者プロフィール

京都大学東南アジア地域研究研究所准教授

「2022年 『ヴェールのなかのモダニティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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