日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション――人種、ジェンダー、性的指向:マイノリティに向けられる無意識の差別

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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750351179

作品紹介・あらすじ

現代社会には今なお根深い差別が存在する。「あからさまな」差別と対比され、あいまいな、無意識で見えにくいが重大な結果をもたらす差別を「マイクロアグレッション」として明確に位置づけ、その内容・メカニズムや影響、対処法を明らかにした、いま必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • ジェンダー・セクシュアリティ部会 第109回研究会 | 日本マンガ学会
    https://www.jsscc.net/study-group/gender/109

    曖昧で漠然とした、認識しづらい差別と偏見――いま注目される差別概念マイクロアグレッションとは何か|じんぶん堂
    https://book.asahi.com/jinbun/article/14049895

    日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション - 株式会社 明石書店
    https://www.akashi.co.jp/book/b553556.html

  • 無意識のうちに誰かを傷つけてしまっていることがある。

    全員がマイクロアグレッションの加害者であり被害者になりうる

  • VOGUE CHANGE(2021年6月1日):無意識に誰かを傷つけないために。「マイクロアグレッション」を認識することの重要性。【コトバから考える社会とこれから】 https://www.vogue.co.jp/change/article/words-matter-microaggression

  • マイクロアグレッションとは、ありふれた日常の中における、ちょっとした言葉や行動や状況であり、意図の有無にかかわらず、特定の人や集団を標的とし、人種、ジェンダー、性的指向、宗教を軽視したり侮辱したりするような、敵意ある表現のことである。あからさまな(害意のある)ヘイトクライム、ヘイトスピーチに対しては、対処のしようもあろうが、無意識(ときには善意)の下でなされるマイクロアグレッションに対しては、対処が困難である。差別をする側(本書では白人男性)が差別をしている自覚もないだけに、話はややこしい。自分は差別主義者ではないと自認していても、社会のあらゆる場面で特権的な恩恵を受けている者(マジョリティ)は意識せずとも、差別的な言動をしてしまう。この前提をまず、受け入れることが重要である。自分は差別などしないと思っている人にとっては受け入れがたいことかもしれないが、差別を構造的に含んでいる社会に生活するマジョリティは無意識に差別的な言動をしてしまう。この自覚をもつことがすべての始まりなのだろう。可視化されていない差別にマイクロアグレッションという概念を与えた功績は極めて大きい。無自覚な差別を自覚することができれば、それをなくすことができるからだ。

  • マジョリティ、マイノリティがともに尊重し合うために
    「あからさまな」差別と対比され、あいまいな、無意識で見えにくいが重大が結果をもたらす差別を「マイクロアグレッション」として明確に位置づけ、その内容・メカニズムや影響、対処法を明らかにした、いま必読の書。

  • 中学の英語の教科書の例文"I am a Japanese."
    例えば在日コリアンの人にとって、授業でそう言わなきゃいけない時、絶対苦しいと思う。

    人間は、無自覚な差別から逃れることができない。
    それをまず自覚すること。



    誰かを無自覚に傷つけてしまったらせめてごめんと言う。傷つけた側の立場を分かろうとすること。

    完全に共感して理解することはできないしむしろ傲慢だけど、無自覚であれなんであれ、マジョリティの当たり前を押し付けてはいけない。

    差別について議論するときは、感情の整理が大事。

  • とにかく言葉選びを意識する。
    常にマイノリティを念頭に置く。
    それでもきっと、不用意な発言をしてしまうことはあるけど、とにかくいつも意識する。

  • BLM運動の盛り上がりの背景にあるのは……。ヘイトスピーチ、ヘイトクライムの基層をなすのは……
    いま新たに注目される差別概念「マイクロアグレッション」の全容がわかる基礎的かつ最重要文献。

    「あからさまな」差別と対比され、あいまいな、無意識で見えにくいが重大な結果をもたらす差別を「マイクロアグレッション」として明確に位置づけ、その内容・メカニズムや影響、対処法を明らかにした、いま必読の書。

    セクション1 マイクロアグレッションの心理的な表れ方とダイナミクス
    第1章 マイクロアグレッションとは何か――人種・ジェンダー・性的指向に対するマイクロアグレッションの表れ方
    第2章 マイクロアグレッションの分類
    第3章 マイクロアグレッションにより生じる心理的ジレンマとそのダイナミクス

    セクション2 マイクロアグレッションの標的と加害者に対する影響
    第4章 マイクロアグレッションのプロセスモデル――発生から結果まで
    第5章 マイクロアグレッションが引き起こすストレス――身体および精神の健康に与える影響
    第6章 マイクロアグレッションの加害者と抑圧――野獣の本性

    セクション3 集団固有のマイクロアグレッション―人種、ジェンダー、性的指向
    第7章 人種/民族に関するマイクロアグレッションとレイシズム
    第8章 ジェンダーに関するマイクロアグレッションと性差別
    第9章 性的指向に関するマイクロアグレッションと異性愛主義

    セクション4 雇用、教育および心理支援におけるマイクロアグレッション
    第10章 職場と雇用におけるマイクロアグレッションの影響
    第11章 教育とマイクロアグレッション――教室での人種に関する困難な対話の促進
    第12章 心理支援におけるマイクロアグレッションの影響

  • 2022年11-12月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00553581

  • 3.92/404
    内容(「BOOK」データベースより)
    『BLM運動の盛り上がりの背景にあるのは…ヘイトスピーチ、ヘイトクライムの基層をなすのは…いま新たに注目される差別概念「マイクロアグレッション」の全容がわかる基礎的かつ最重要文献。「あからさまな」差別と対比され、あいまいな、無意識で見えにくいが重大な結果をもたらす差別を「マイクロアグレッション」として明確に位置づけ、その内容・メカニズムや影響、対処法を明らかにした。』

    『日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション』
    著者:デラルド・ウィン・スー (Derald Wing Sue)
    訳者:マイクロアグレッション研究会
    出版社 ‏: ‎明石書店
    発売日 ‏: ‎2020/12/18
    単行本 ‏: ‎496ページ

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著者プロフィール

コロンビア大学ティーチャーズカレッジおよびソーシャルワークスクールのカウンセリング/臨床心理学部教授(心理学および教育学)。マイノリティの心理学、多文化心理学、マイクロアグレッション理論、人種対話、多文化カウンセリングと療法、および人種差別/反人種主義の心理学の分野の先駆者。クリントン大統領時代、人種問題に関する諮問委員会での講義経験がある。

「2020年 『日常生活に埋め込まれたマイクロアグレッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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