Q&Aでわかる外国につながる子どもの就学支援──「できること」から始める実践ガイド

著者 :
制作 : 小島 祥美 
  • 明石書店
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本棚登録 : 40
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750351537

作品紹介・あらすじ

国の調査で、日本に住む外国人の子どもの約6人に1人が不就学であると明らかになった。「不就学ゼロ」のために学校や地域で私たちにできることは何か。本書は、現場で使える支援のポイントをまとめた初のバイブルである。基礎自治体の職員、教育関係者必携。

感想・レビュー・書評

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  • 題名の通り、外国につながる子どもの就学支援に関する情報がまとめられています。
    【基礎知識編】
    1, 外国につながる子どもをめぐる教育30年間の動向
    2, 外国籍の子どもにも「教育への権利」が当然にあること
    3, 多様な言語文化背景をもつ子どもたちの日本語学習支援
    4, 子どもの母文化を尊重し、母語を伸ばすことの重要性
    日本国籍の有無にかかわらず、全ての児童に義務教育を受ける権利が法律によって保障されていることを、初めて知りました。東京には外国にルーツを持つ児童も多いので、これは非常に大切なことだと思います。
    【Q&A編】
    学校や学級での受け入れ、学校生活について、進路について、が、21問の質問と応答で構成されています。
    【事例編】
    「ケースから学ぶ進路を拓く方法」が、様々な地域や団体の取組を基に説明されています。
    【資料編】
    支援教材や窓口が、リストと共にQRコードも添えて紹介されています。

  • 外国の子供の就学状況がわかりやすく書かれている。
    またQ&Aも充実していて、支援に関わりたい人や教師にとってとても役に立つ一冊だと感じた。

  • 371.5||Ko

  • https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/870638

    千駄ケ谷にもあります。

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著者プロフィール

東京外国語大学多言語多文化共生センター長、准教授。主な研究テーマは外国につながる子どもと教育、ボランティア。小学校教員、NGO職員を経て、日本で初めて全外国籍の子どもの就学実態を明らかにした研究成果により可児市教育委員会の初代コーディネーターに抜擢。主な著書は『Q&Aでわかる外国につながる子どもの就学支援』(明石書店、2021)、『外国人の就学と不就学』(大阪大学出版会、2016)など。

「2022年 『外国人の子ども白書【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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