日本語学習は本当に必要か 多様な現場の葛藤とことばの教育

  • 明石書店 (2024年2月8日発売)
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  • 本 ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750357133

作品紹介・あらすじ

2019年に「日本語教育の推進に関する法律」が公布、施行され、日本語教育に関する注目が高まっているが、「日本語は本当に必要なのか」という本質的な問いについて、私たちはどれだけ考えているのだろうか。本書では、大学の英語学位生、理工系留学生、技能実習生、介護士、夜間中学や地域の日本語教育に携わる人々など、様々な現場の葛藤と課題を明らかにし、ことばの学びの意味の重層性を浮き彫りにし、未来のことばの教育の可能性を考えていく。

感想・レビュー・書評

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  • 日本への留学の壁である日本語。
    英語授業への取組も必要

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著者プロフィール

コロンビア大学教育大学院博士課程修了(教育人類学博士)。現在、法政大学グローバル教育センター教授。専門は、教育人類学、言語文化教育、フィールドワーク教育。
[主な著書・論文]
『人類学・社会学的視点からみた過去、現在、未来のことばの教育――言語と言語教育イデオロギー』(共編著、2018年、三元社)
『大学における多文化体験学習への挑戦――国内と海外を結ぶ体験的学びの可視化を支援する』(編著、2018年、ナカニシヤ出版)
『チャレンジ!多文化体験ワークブック――国際理解と多文化共生のために』(共編著、ナカニシヤ出版、2019年)
『外国人労働者の循環労働と文化の仲介――「ブリッジ人材」と多文化共生』(単著、明石書店、2020年)
『にほんごで文化体験――ことばと文化でつながる』(監修、アルク、2021年)
『フィールドワークの学び方――国際学生との協働からオンライン調査まで』(共編著、ナカニシヤ出版、2022年)
『オンライン国際交流と協働学習――多文化共生のために』(編著、くろしお出版、2022年)
『食で考える日本社会』(共編著、くろしお出版、2023年)
「孤立する留学生のオンライン学習支援とソーシャルサポート――コロナ禍でのボランティア学生の取り組み」(『多文化社会と言語教育』(1)14-29、2021年)
「コロナ禍の『日本留学』――外国人留学生の孤独とレジリエンス」(『多文化社会と言語教育』(2)1-15、2022年)

「2024年 『日本語学習は本当に必要か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村田晶子の作品

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