黒人法典 フランス黒人奴隷制の法的虚無

  • 明石書店 (2024年6月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (488ページ) / ISBN・EAN: 9784750357614

作品紹介・あらすじ

1685年からビジネスのため黒人を厳格に管理・所有するための法律が世界に先駆けてフランスで制定された。聖書を都合よく解釈し黒人を物品として扱い、1848年まで続いた黒人法典の存在を無視したルソーやモンテスキューら啓蒙思想家たちを苛烈に糾弾した問題作が待望の刊行。

感想・レビュー・書評

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  • 黒人法典・偏見の光のもとで:
    始まりの呪い
    人間?それとも獣?
    人間未満の獣ー獣化した人間
    神学者たちー白人=聖書主義と単一起源説、精神の堕落と身体の醜悪
    哲学者たちー複数起源説、肌の色、自然奴隷説、白人=聖書主義
    単一は平等にあらず・黒人の魂は何色か
    彼らを救おう・〈天国〉への貿易によって
    黒人法典
    記憶と忘却・復刻の理由を説明する
    黒人法典 本文と註釈:
    カトリシズム 奴隷にとって唯一にして義務である宗教(第一~七条)
    同棲、結婚、奴隷
    奴隷の埋葬
    奴隷制の日常ー移動・食事と衣服
    逃亡と隠匿の罪
    商品としての奴隷
    解放とその帰結
    黒人法典 啓蒙の影のもとで:
    奴隷たちが発言する
    自由の蜃気楼
    モンテスキューの飾言
    ルソー・言い知れぬ奴隷制
    ナポレオンからシェルシェールへ

  • 【本学OPACへのリンク☟】
    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/717585

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