〈逆上がり〉ができない人々 発達性協調運動症(DCD)のディストピア
- 明石書店 (2024年12月13日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784750358635
作品紹介・あらすじ
二足歩行すらぎこちない――体を思い通りに使えない世界。極端な不器用が「発達性協調運動症(DCD)」であれば、日常のあらゆる場面が壁となる。本書は「知られざる発達障害」であるDCD当事者の生きづらさを共有し、「できて当然」という社会の圧力を問いなおす。
感想・レビュー・書評
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妹達もクラスメイトも全員逆上がりが出来るのに自分だけ出来ない
どれだけ矯正されてもきちんと箸を持つことが出来ない 等々
色んなことで苦労してきたが なるほどこれが発達障害だったのか
十数年ぶりに会った先輩に その妙な歩き方ですぐお前とわかった と言われ自分は歩き方すらきちんと出来てなかったのか とショックを受けたばかりだったので書かれている体験談が一々身につまされた
まあ一昔前であれば生存競争に敗れとうに死んでたはずで そう考えると自分はラッキーだな と思えた詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
493.7
25/11/21
3.8 -
当事者の親へのインタビューがとても参考になった。うちの長男もDCDだろうなと思いながらずっと見てきたが、これを読んでやっぱりそうだなと再確認した。しかもけっこう強めかも。
自分もそうかもしれなくて、でも多少の不便(運転できない、左右盲など)や不自然さをごまかしながらなんとかやれているので、子どもにも自信をなくさなくていいと伝えていこうと思う。必要に応じて環境調整しながら暮らしていければ大丈夫だと。 -
横道氏の書いた、発達障害に関する本を、以前読んだことがありまして、それ以来、横道氏には興味を持っています。
本書は、発達性協調運動症に関する本、ということで、発達障害の中でも運動(体を動かすこと)に関する内容ですが、今回もいろいろと参考になりました。
自分自身は、発達障害ではないといってよいと思いますし、発達性協調運動症でもないと思いますが、それだけに、発達性協調運動症の人が生きる世界というか、彼ら・彼女らの身体感覚・それにともなう心情などについて、かなり参考になった本でした。
我が家は、下の子が、それほど重くはないものの発達障害で(実は、重くないがゆえに扱いが難しいところがあるのが、発達障害のやっかいな点だったりします)、若干、発達性協調運動症の傾向があるのですが、本書を読んだことで、下の子の振る舞いの理由が少し理解できたように思います。
ちなみに、下の子には、自分自身の経験と、上の子を育てた経験から、粗大運動をともなう習い事と、微細運動をともなう習い事に通わせているのですが、本書を読んで、我ながらいい選択をした、と思いました。
しかも、どちらの習い事も「ゆるくて寛容」なので、嫌がることなく通ってくれていて、その点でもよい選択をした、と思っています。
習い事の先生には、大変なご苦労をおかけしているとは思うのですが、下の子にとっては大変貴重な時間・体験になっていますし、我が家にとってもプラスの効果を生んでいます。
それらに対し、この場を借りて感謝いたします。 -
選書番号:494
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もしかしたら私そうかも?と、数年前から興味を持っていたDCD。
当事者やその親へのインタビュー収録。
体幹が弱く姿勢保持が難しい、ボール投げても飛ばない、逆上がりができない、自転車に乗れるまで時間がかかる、図工苦手などなど。
運転に関しても苦手としている人が多いとのこと。 -
逆上がりができない、ハードルでこける、大縄跳びで縄にぶつかる…娘さんの問題はこれだったのかなあと。
生きづらさはあるかもだけど、適正にあったやりたいことを見つけて自立できるようにサポートしていきたいです。
内容に関係ないところでのローリング女史ディスには納得いかなかったので星減らし。 -
流石の横道さん。自己理解が進んで満足です!
著者プロフィール
横道誠の作品
