こころから感動する会社: この目覚ましい中小企業の底力を見よ!

著者 :
  • 亜紀書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750509150

作品紹介・あらすじ

熊本県八代に感動的な会社がある──
櫻井社長は、10年前に「感動する会社」をつくりたい、とひたすらに考えた。
社員が感動する。
お客様が感動する。
下請けなどの協力企業が感動する。
この三方に感動がなければ、企業としての魅力がないと考えたのだ。
(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • リーマンショック以降、日本を代表する大企業がだらしない。本書は、それとは対照的な、小さいながらも気骨精神に溢れ、熱く、元気に突き進む中小企業を数々紹介する。やや昭和の香りがするものの、今の日本に足りないものは、そういうものかもしれないことを気づかせてくれる一冊である。

  • ● キーエンス
    ● 「現場における判断にいたるまでの行動基準を明確にしろ。ぶれない、迷わない、忘れないための仕組みづくりを徹底的にやれ。知恵が集まる環境づくりをしろ。」

    ● リーダーに対し、なぜこの作業の目的を言わないのかと怒る。

    ● 大企業もつぶれる時代。あとは創業者の世界に一つしかないものを作るという情熱とそれについてきた人たちが残る。

    ● 終身雇用。自分の生涯のすべてをその仕事に振り向けるという決意がなければ、社員は将来の技術開発を考えない。会社も社員とその家族の生活を一生支える方針を貫かなければ、忠誠心は生まれない。

    ● 仕事がないときに、社員に研修・教育で投資する。


    中小企業の取り組み。参考になる部分はあった。

  •  不況低迷な中、頑張っている企業が居る。その秘訣とはなんだろうか? 様々な角度で良い企業とはという所を切り取っていく。人を大事に、技術を大事に、お客様を大事に、取引先を大事に、地域を大事に……それぞれの理念があり、信念がある。
     営業マンと町工場のやりとりがうるっときてしまいました。半導体そっち系の話が多いので、ちょっと??な部分もありますが、日本の底力を見た!という感じで、仕事に対する意欲が湧きます。

  • ものづくり中小企業の内容も書かれてあり面白かった。まだまだ働きが足りないと思う。他の素晴らしい身近な中小企業をどしどし紹介して欲しい。

  • 喜久屋にて

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著者プロフィール

神奈川県横浜市生まれ。中央大学法学部政治学科卒業後、産業タイムズ社に入社。半導体・マテリアルを中心にさまざまな企業を取材。記者歴32年、その対象はのべ5万社に及ぶ。現在、専務取締役編集局長。旺盛な執筆活動のほかに、大型カンファレンス、各種研究会などで講師を務める。著書に『100年企業、だけど最先端、しかも世界一』(亜紀書房)、『ニッポンの素材力』(東洋経済新報社)などがある。

「2009年 『こころから感動する会社』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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