通勤数学1日1題

著者 :
  • 亜紀書房
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本棚登録 : 145
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750511160

作品紹介・あらすじ

数学力=情報整理力×構想力×説明力×対話力×寛容力×ブレない力!!

“算数が苦手な数学者”岡部恒治先生による、
小学生レベルの知識で「数学力」が身につく問題集。

通勤・通学中でも軽く楽しく読め、数学のおもしろさを実感できます。

感想・レビュー・書評

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  •  数学オンチでも、確かに通勤電車で読める。
     抽象化して考えるとはどういうことか教えてくれる。ただし、繰り返し読まないとその思考法は本当には身につかない。当たり前か・・・

  • 先輩に借りた。
    毎日小学生新聞の連載を加筆修正したものらしい。その名のとおり例題を小学生に分かるように解説してあって、かつ読み進みながら数学のエッセンスが学べるようになっている。
    例題には東大入試(!)も含まれているが、難しい数学を駆使することなく解くことができる。
    著者は数学者だが算数の成績は5段階中の2だったらしく、そういう人が教える数学というのはかくも分かりやすいものかと思わず唸ってしまった。
    本書の趣旨は数学ができるようになることではなく、数学のエッセンスを学ぶことで問題の本質を考えるクセと楽しみを身につけること。仕事や日頃の課題に対する参考としたい。

  • 一つの数学的考え方の応用で色んなことができると気づかされる。他のパターンも知りたくなる。

  • 同じような問題が多いのでもっとバリエーションがあるとよかった

  • 【内容】
    「数学に限らず、本質を理解することが重要」と説く本書。計算も公式も空間把握も、要は問題の本質を理解するための手段であるということがよく分かる一冊となっている。
    「通勤数学」と題してあるが問題はどちらかというと「算数」寄りであり、中学高校で習ってきたような数学の問題ばかりが出るわけではない。
    1日1題でなくとも理解力のある人ならば2~3時間程度で読み切れるだろう。

    【注目ポイント】
    1問1問に対する解説が詳しく、かつ簡単な言葉で書かれているので図形やグラフがイメージしやすい。(イラストはもちろんある)

    【ココがいい!】
    ただ単に問題があって計算して答えを導き出す・・・という構成ではなく、実生活に馴染みのあるモノを例に問題を解いていくのが斬新で興味深い。
    ネタバレかもしれないが、前半部分を読み終える頃には家のトイレットぺーパーを包丁で切ってみたい衝動に駆られること請け合い。
    著者は計算が苦手ということもあって、如何に計算を容易にするか(手間を省くか)という熱意がよく伝わってくる。数学に関する雑学も面白い。

    【ココがちょっと】
    特に見受けられない。
    強いて言うなら巻末に総復習問題を加えて欲しかった。

    続編の「もっと通勤数学」に期待。(未読)

  • 一日一題ではないが、すんなり読了。数学でななかったし、最後は物理?にいったような・・・。
    しかし面白く読めました。数学じゃなく算数から復習できた。計算の仕方とか、計算の分解して、いかに簡単に計算するかを学びました。

    あと新聞かの連載ものだったのか、毎回1項目ごとに前回の要点整理が掲載されていたので、一瞬わからなくなったときも要点を読めば振り返れるし、理解が深まったので、よかった。

  • 数学というより算数という感じ。扇形の免責の求め方を図形をずらすことで三角形の求め方にして…みたいな計算を簡単にするやり方の解説本…といった体裁。

    数学者であるには計算苦手でもいいのよって書いてある。著者もにがてなようだ。計算頑張るんじゃなくて、計算を簡単にするために頭使おうよっていう論旨。

    文章もわかりやすい。






    p76あたりは要復習だな、って感じ。

  •  表題通りの一日一題ではないが、詳しく新しい発想で解説があるので読むだけでも勉強になる。

     改めて算数をやり直すのもありだろう。しかし参考書はこのようなタイプが断然よい。

  • 数学は好きだ。けど、図形が苦手だったりした。

    が、わかりやすかった。現役のときに気づいていたら、もうちょっと図形問題ができたかも。

  • 数学というよりも算数。
    頭の体操にはもってこい。

    自分は数学系の学科を卒業したけど、算数は苦手。
    何故かといえば発想力が必要だから。

    自分が得意だったのは、泥臭く力づくで計算する系です。
    凡人であり、天才ではないですね。。。

    なんとなく電車にある日能研の問題を彷彿とさせます。

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著者プロフィール

算数が2だったけれど東大大学院を出た数学者!東京大学理学部数学科卒業、同大学院
修士課程修了。
著書に『考える力をつける数学の本』(日本経済新聞社)、『分数ができない大学生』(共著・東洋経済新報社)、『マンガ・微分・積分入門』(講談社ブルーバックス)など。

「2012年 『もっと通勤数学1日1題 和算も』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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