ぼくの美術ノート

著者 :
  • 亜紀書房
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本棚登録 : 64
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750514932

作品紹介・あらすじ

原田治が集めた「美しいものたち」
名著『ぼくの美術帖』に続く、待望の美術エッセイ集

80年代、女子中高生たちが夢中になったOSAMU GOODSの生みの親であるイラストレーター・原田治。物心つくと同時に絵筆を握り、自ずと美術鑑賞が趣味となる。ルネサンスのティツィアーノに20世紀フランスのデュフィ、小村雪岱や木村荘八ら日本の挿絵画家……。古今東西のお気に入りの美術家たち、そして自らの日本美術史観を綴った『ぼくの美術帖』が刊行されたのは、1982年、原田が36歳のときのこと。それから30数年、原田の美術鑑賞はいまも続く。パリの通りで偶然見つけたスペイン・タイルの青に震え、宗達が描いた銀色の露に思いを馳せ、画家の古いアトリエで新聞小説の挿絵原画を発見する。新たな美の発見を求めて街を歩いた日々の覚書――それがこの『ぼくの美術ノート』である。

青空の下、行雲を眺めるように、ひとり「美術」を楽しみながら歳をかさねてきました。(本文より)

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PREFACE

パリで出会ったスペイン・タイル
鉄斎と饅頭
北園克衛とミステリー
寿ぎのデザイン
手のひらの毛皮絵本
宗達色紙の金銀
木彫り人形と農民美術運動
エルブグレンのチーズケーキ
竜之進がゆく
雪岱ゑがく夏物語
…他

ぼくの美術ノートのノート

AFTERWORD
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デザイン:服部一成、山下ともこ

感想・レビュー・書評

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  • 0126
    2019/07/23読了
    美術にまつわるエッセイ。
    気になったもの
    北園克衛、寿ぎのデザイン「平つか」、赤塚不二夫「ギャグゲリラ」、赤勘兵衛、イヴ・クライン、宮田重雄、小林泰彦、イーディス・へっど、いじわるばあさん、ウィリアム・クライン、鳥居清光、木村荘八、スリップウェア

  • 704

  • ミスタードーナツで昔(いや、中高生時代)、スクラッチ(?)カードをもらって、ポイントを貯めてオサムグッズをもらうのが流行ったもんだった。
    あのオサムグッズの人が、こんなカッコいいセンスのいい人だったなんて…驚く。
    「ゆくりなく」とか連発するんだもんな。大人だよな。

  • 改めて本になったものを読むと、やっぱりいいですね!どれもいいですが、私はリキテンスタイン(インタビューの声を繰り返し聞きました)やシスレーの件が好きです。イーディス・ヘッドが衣装を担当した映画を、衣装を中心に見直したくなりました。内容は豊潤で濃いけれど、装丁はとてもシンプル。一応ノートだし、これはこれでいっそ潔い。

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著者プロフィール

東京生まれ。多摩美術大学デザイン科卒業。1970年に創刊された雑誌「an・an」で実質的なイラストレーターデビューを飾る。1976年、「マザーグース」を題材にしたオリジナルのキャラクターグッズ、「OSAMU GOODS」の制作をスタート。女子中高生の間で大人気となる。1984年、ミスタードーナツのプレミアム(景品)にイラストを提供、以降シリーズ化され一世を風靡する。1997年、イラストレーターを養成する「パレットクラブスクール」を、生まれ育った築地の場外に開設。主な著書に『新装版 ぼくの美術帖』(みすず書房)、『ぼくの美術ノート』(亜紀書房)、絵本『かさ』(作・松野正子/福音館書店)ほか。

「2019年 『OSAMU’S A to Z』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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