真実について

  • 亜紀書房
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本棚登録 : 52
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750515519

作品紹介・あらすじ

そもそも、なぜ「真実」は大切なの?
――よろしい。わたしが教えてしんぜよう!

世にあふれる屁理屈、その場しのぎの言説が持つ「真実」への軽視を痛烈に批判した、『ウンコな議論』の著者による「真実」の復権とその「使いみち」について。

「ポスト真実」の時代に、立ち止まってきちんと考えてみよう。

「そんないまだからこそ、本書でのフランクファートの主張も改めて重要性を持つ。真実や事実は、明らかに軽視されつつある。そして、その言い訳はいろいろあるだろう。ソーシャルメディアのエコーチェンバーが悪いとか、偏向したフェイクニュースメディアが悪いとか。あるいは各種分野が専門化しすぎていて、とてもすべてを理解したりはできないとか。でも、それは基本は愚痴のたぐいでしかない。(中略)それにこれまでだって、事実や真実を見つけ出し、理解するのはとてもむずかしく手間のかかることだった。その困難を乗り越えて、人々はこれまで真実や事実を見極め、積み重ねてきたのだ。それを止めてはいけない。
ぼくたちは改めて、事実とか真実を重視しなくてはならない理由を、きちんと考えねばならないのだ」
(山形浩生/本書解説文より)

感想・レビュー・書評

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  • 想像していたよりは軽い内容だったけれど、とても示唆的だった!政治家でさえ事実をねじ曲げるようになってしまった今日、真実や事実の価値を再度考える。後半の訳者解説が良かった。

  • 読売新聞201892掲載

  • 著者:ハリー・G・フランクファート
    訳者:山形浩生

    【書誌情報】
    価格 1,400円(税別)
    発売日 2018年6月22日
    判型 四六判変型
    製本 上製
    頁数 144頁
    ISBN 978-4-7505-1551-9
    Cコード C0010

    そもそも、なぜ「真実」は大切なの?
    ――よろしい。わたしが教えてしんぜよう!

    世にあふれる屁理屈、その場しのぎの言説が持つ「真実」への軽視を痛烈に批判した、『ウンコな議論』の著者による「真実」の復権とその「使いみち」について。

    「ポスト真実」の時代に、立ち止まってきちんと考えてみよう。

    「そんないまだからこそ、本書でのフランクファートの主張も改めて重要性を持つ。真実や事実は、明らかに軽視されつつある。そして、その言い訳はいろいろあるだろう。ソーシャルメディアのエコーチェンバーが悪いとか、偏向したフェイクニュースメディアが悪いとか。あるいは各種分野が専門化しすぎていて、とてもすべてを理解したりはできないとか。でも、それは基本は愚痴のたぐいでしかない。(中略)それにこれまでだって、事実や真実を見つけ出し、理解するのはとてもむずかしく手間のかかることだった。その困難を乗り越えて、人々はこれまで真実や事実を見極め、積み重ねてきたのだ。それを止めてはいけない。
    ぼくたちは改めて、事実とか真実を重視しなくてはならない理由を、きちんと考えねばならないのだ」
    (山形浩生/本書解説文より)
    http://www.akishobo.com/book/detail.html?id=859

    【】

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著者プロフィール

1929年生まれ。プリンストン大学名誉教授、道徳哲学。主著に『ウンコな議論』『不平等論』(共に邦訳:山形浩生、筑摩書房刊)の他、The Reasons of Love(Princeton University Press), Necessity, Volition, and Love (Cambridge University Press), The Importanceof What We Care About (同)などがある。

「2018年 『真実について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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