酒と人生の一人作法

  • 亜紀書房
3.10
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本棚登録 : 91
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750515625

作品紹介・あらすじ

70すぎたら愉しくなった

「老後」を受け入れて初めて、大切なものが見えてくる。

粋と喜びに彩られた“オオタ式”享楽人生論



「ながく生きてきて、ものごとが見えてきた。社会的地位が高い・低いなどという価値観はとうに消えた。そういうことにこだわる人はつまらん人だとわかってきた。立身出世をはたした、経済的に成功した、それがどうした。頭がいいとか、リーダーシップがあるとかも、どうでもよいことになった。人生の価値観が変わったのだ。」(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 日本酒のこと、
    居酒屋のこと、
    古い映画のこと、
    人生後半の楽しみ方、
    どれも、興味深く。

    知識深く、広がりがあり、
    慈しみも感じられる文章に
    ほろ酔いの心地よさに浸った。

    いつか会ってみたいな、と思いながら。

  • タイトルに興味を惹かれた。
    著者の方を存じておらず、若者の本かと思えば、70代の方。
    その年齢だからこその、居酒屋での佇まいや作法、東京での人生を味わい深く描かれることに感激した。

  • なかなか毒舌。太田和彦さんにばったりお会いしても気軽に話しかけられなくなりました笑
    平成生まれの私にとっては前半は面白かったが、後半和彦さんご趣味の映画の話は飛ばしてしまった。

  • 話題作!群衆の中の孤独を楽しむ
    いい年になったら「行きつけ」の居酒屋を。一人飲みの至福を語る享楽人生論

  • 途中全国の居酒屋の記載があるが、行けないような土地の紹介を読み飛ばす。
    無人島に持って行きたい映画が以外だった。

    完読していないので、星はつけない

  • 面白かった。酒のことならこの人で間違いない!友達の誕生日プレゼントにします。

  • 70すぎたら愉しくなった。「老後」を受け入れて初めて、大切なものが見えてくる。粋と喜びに彩られた“オオタ式”享楽人生論。

    下戸だから、ここに書かれていることの半分以上はピンと来ない。でもついつい読んでしまう。

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著者プロフィール

1946年生まれ、長野県松本市出身。デザイナー/作家。資生堂宣伝制作室アートディレクターを経て独立。2001~08年、東北芸術工科大学教授。18年、文化庁長官表彰。著書に『異端の資生堂広告/太田和彦の作品』『ニッポン居酒屋放浪記』『居酒屋百名山』『居酒屋かもめ唄』『居酒屋おくのほそ道』『大人の居酒屋旅』『日本居酒屋遺産』『書を置いて、街へ出よう』『映画、幸福への招待』『酒と人生の一人作法』『70歳、これからは湯豆腐』『75歳、油揚がある』など。出演中のテレビ「太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選」(BS11)は10年のロングラン。

「2024年 『80歳、不良老人です。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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