天使はブルースを歌う――横浜アウトサイド・ストーリー

著者 :
  • 亜紀書房
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本棚登録 : 24
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750515823

作品紹介・あらすじ

街を彷徨う白塗りの老娼婦、破天荒なブルースマン、知られざる外国人墓地

元ザ・ゴールデン・カップスのギタリスト エディ藩から、慰霊歌の作詞を依頼された著者。
横浜には、訪れる人も少ない外国人墓地があり、戦後、八百体とも九百体ともいわれる嬰児が人知れず埋葬されたという。
一体何があったのか。
横浜の知られざる闇への旅が、幕を開ける。

伝説の名著復刊!

感想・レビュー・書評

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  • 有名な横浜山手外国人墓地は観光客でいつも賑わっている。
    けれど観光客おろか地元の人にもあまり知られていないもう一つの墓地がある。根岸外国人墓地。
    そこには、戦後800体とも900体とも言われる混血の嬰児が葬られていたという。
    戦争も戦後も知らない。占領下の横浜も本牧が時代の最先端だった頃もゴールデンカップスも知らない。
    けれど何があったのか、もっと知りたいと思った。
    本を読んで、見慣れた景色が違う色合いを帯びた。
    山崎洋子が作詞、エディ藩が作曲し歌った「丘の上のエンジェル」を聴いた。心に響いた。
    根岸外国人墓地を訪ね、想いを馳せながら手を合わせた。「丘の上のエンジェル」がそこに眠る嬰児たちの子守歌になっていることを祈りたい。

  • 『天使はブルースを歌う』書評:大森眸 (BEATERS On-Line Web-Magazine)
    http://www.tcp-ip.or.jp/~jungle/fbeats/beaters/anggle_sings.html

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    街を彷徨う白塗りの老娼婦、破天荒なブルースマン、知られざる外国人墓地

    元ザ・ゴールデン・カップスのギタリスト エディ藩から、慰霊歌の作詞を依頼された著者。
    横浜には、訪れる人も少ない外国人墓地があり、戦後、八百体とも九百体ともいわれる嬰児が人知れず埋葬されたという。
    一体何があったのか。
    横浜の知られざる闇への旅が、幕を開ける。

    伝説の名著復刊!
    https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=895

  • 復刊されただけのことはある、濃密な一冊。
    横浜市民必読の書。

    血の通った真実から目を背けてはいけない。

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著者プロフィール

1947年、京都府宮津市生まれ。横浜市在住。コピーライター、児童読物作家、脚本家を経て小説家に。1986年『花園の迷宮』(講談社)で第32回江戸川乱歩賞を受賞。小説、エッセイ、ノンフィクション、舞台脚本、演出など多数。小説に『横濱 唐人お吉異聞』(講談社)、ノンフィクションに『横浜の時を旅する ホテルニューグランドの魔法』(春風社)、『誰にでも、言えなかったことがある』(清流出版)など多数。2010年NHK地域放送文化賞受賞。

「2019年 『天使はブルースを歌う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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