こどもたちは まっている (亜紀書房えほんシリーズ〈あき箱〉3)

著者 :
  • 亜紀書房
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本棚登録 : 196
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750515984

作品紹介・あらすじ

今日も水平線から日が昇る。いつもの風景、季節の移ろい、突然の雨、特別な夜。

繰り返す日々のなかで、みんな、いつもなにかを待っている。
船が通るのを、貨物列車を、雨上がりを、夜明けを……。


国内外で活躍する荒井良二の新しい代表作が誕生!




 ぼくが大学生の時に、長新太「ちへいせんのみえるところ」を
 手に取ることがなかったら、絵本を作っていなかったと思う。

 いまだにぼくは、この地平線の見える風景の中にいて、
 優しさや不安や笑いや寂しさや怖さや希望の風に吹かれている。

 そう、まるでこどもの時のぼくがそうして立っているように。

 ぼくが絵本を作る時は、必ず頭の中で一本の線を引き、
 そこからぼくの絵本の旅を始める。

 やがて、その線は見えなくなってしまうが、
 時おり顔を出してはこどもの時のぼくが「ちへいせん」を眺めて立っている。

 いつか、ぼくの「ちへいせんのみえるところ」を描いてみたいと思っていたが、
 もしかしたら、この「こどもたちはまっている」が、そうなのかもしれない。


 そして、この本を長さんに捧げたいと思う。

 荒井 良二

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな荒井良二さんの絵本。きっと子供って、大人の何倍もの時間を"まっている"んだろうな。日常的に私が言ってしまう"まって"もそうだし、楽しみを"まっている"っていう感覚も。大人になって忘れてしまってたから、子供の頃の感覚に戻って子供に共感できる。

  • 待っているっていいな。わくわくする。

  • 何かをまってるときのワクワク。
    子どもの頃のピュアなきもち。
    忘れずにずっと持っていたい。

  • 長新太さんの名作「ちへいせんのみえるところ」と合わせて読みたい絵本です。
    オトナたちも、待ってますよ!

  • まっているまっている。
    希望にみちた明日の夜明けをまっている。
    未来は明るいぞ❗️

  • こどもたちがまっていることが、こどもたちにおとずれますように。

  • 荒井良二さんが #長新太 さんに捧げる新作絵本!
    いつものように明るく大胆な絵…でも何かがちょっと違う!
    .
    子供たちが待ちわびている物、風景、夢、希望……それらが地平線の先に大きく描かれています。
    子供たちの目線で感じる世界、大好きな場所で大好きな時間をいつも彼らは「まっている」。その思いや心が大きく大きく描かれていて、そのワクワク感が絵の全面にでています。
    .
    ページをめくると、
    大きな窓
    長い鉄橋を走る貨物列車
    ふかふかの布団が広がり
    雨上がりや夜の月、そして夜明け……を待っています。
    .
    考えてみたら子供たちって、窓の向こうの景色をただ黙って眺めたり、電車が通り過ぎるのずっと眺めたり、太陽が沈むのをずっと眺めたり……といつも待っていますね。何かを期待し何かを夢みて!
    .
    自分が子供の頃、やっぱり同じだったように思います。この本は子供と大人をつなぐ架け橋みたい、忘れてしまった子供の頃の心を思い出させてくれました。
    .
    これからも子供たちの目の先にある地平線が、景色が、美しく楽しいものでありますように〜!そう思わずにはいられません。
    .
    長新太さんの #ちへいせんのみえるところ を手に取ることがなかったら、今絵本を作っていなかった〜と言う荒井良二さん!
    .
    子供の気持ちを描いているのに、子供の姿はとても小さくて、子供が見る世界は限りなく大きい素敵な1冊です!
    .
    ご興味のある方はプロフィールからFacebookに飛ぶと見られます。
    https://amzn.to/2ZJ2Hw5
    .
    #こどもたちはまっている
    #荒井良二
    #亜紀書房

  • なんと言っても絵がきれい。色が映える。特に朝日の黄色や向日葵の黄色が、輝いていて、周りまで照らしているようだ。癖のある字体も魅力のひとつ。この本から遡って、長新太さんの『ちへいせんのみえるところ』も読んでみよう。

  • 6歳1ヶ月の娘に読み聞かせ

    あとがき読んで
    長新太さんの名前がでてきて
    なるほどな。と

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著者プロフィール

1956年山形県生まれ。絵本作家。
NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督に就任するなど、その活動の幅を広げている。
著作に『たいようオルガン』(偕成社、JBBY賞受賞)、『あさになったので まどをあけますよ』(偕成社、産経児童出版文化賞大賞受賞)、『きょうはそらにまるいつき』(偕成社、日本絵本賞大賞受賞)などがある。

「2020年 『こどもたちは まっている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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