社会はどう進化するのか——進化生物学が拓く新しい世界観

  • 亜紀書房
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750516295

作品紹介・あらすじ

競争? 淘汰? いや違う。

 ——ダーウィンの知恵は、私たちを共生へと導く。


がん細胞、免疫系、ミツバチのコロニーから、「多細胞社会」としての人間まで…。
進化生物学の最前線から、人間の社会・経済活動のメカニズムを解剖する、知的興奮の書!



「わかりやすい文体と、深いアイディアと洞察。
日常生活からグローバル政策決定まで、進化論を軸にした驚くべき探求」
 ——ロバート・M・サポルスキー(『サルなりに思い出す事など』著者)

「常識への挑戦の書。新たな思考を開く」
 ——ダロン・アセモグル(『国家はなぜ衰退するのか』著者)


『ネイチャー』誌など、各界で話題騒然!

感想・レビュー・書評

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  • マルチレベル淘汰みたいなのはむずかしい。

  • ●科学者でカトリック教徒のテイヤール、ガリレオ同様に教義の脅威にならぬよう研究を制限されていた。著者の現象としての人間は、死後に出版された。彼は科学者であるだけでなく司祭であり、事実だけではなく、いかにあるべきかを語る事ができた。
    ●「社会進化論」と言う言葉は、常に他者の立場を揶揄するために中傷として使われている。(社会進化論って何? →富者生存でしょう)左翼が政敵に貼るレッテル。
    ●ヒトラーはゴビノーの「人種の不平等に関する論考」やチェンバレン「19世紀の基盤」など影響を受けていた。ゴミノーは、人種の混沌がダーウィン以前の人間社会の衰退の原因であると言う考えを発展させ、ダーウィンの理論を無視した。チェンバレンは、人類が類人猿に似た祖先に由来すると言う主張を「エセ科学者のファンタジー」として退けた。

  • 議論の運び方があまりに雑で、全く説得力がなく、読むに耐えない。

  • レビューはブログにて
    https://ameblo.jp/w92-3/entry-12602885122.html

  • 進化論を社会で広く活用したい、社会進化論の地位を良くしたい、経済学のホモエコノミクスという概念がナンセンスである、と言った思いはわかるが、その先が非常に雑で、科学的な書物には思えず、読んでいて苦痛だった・・。

  • 請求記号 361.5/W 75

  • 著者:デイヴィッド・スローン・ウィルソン
    訳者:高橋 洋
    価格:2,300円(税別)
    発売日:2020年1月24日
    判型:四六判
    製本:上製
    頁数:352
    ISBN:978-4-7505-1629-5
    Cコード:C0040

     競争?  淘汰?  いや違う。——ダーウィンの知恵は、私たちを共生へと導く。
     がん細胞、免疫系、ミツバチのコロニーから、「多細胞社会」としての人間まで……。進化生物学の最前線から、人間の社会・経済活動のメカニズムを解剖する、知的興奮の書!

    「わかりやすい文体と、深いアイディアと洞察。
    日常生活からグローバル政策決定まで、進化論を軸にした驚くべき探求」
     ——ロバート・M・サポルスキー

    「常識への挑戦の書。新たな思考を開く」
     ——ダロン・アセモグル

    [著訳者紹介]
    デイヴィッド・スローン・ウィルソン
    1949年生まれ。アメリカの進化生物学者でビンガムトン大学(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)教授。マルチレベル選択説の提唱者。
    主著『Darwin's Cathedral: Evolution, Religion, and the Nature of Society』は大きな反響を呼んだ。邦訳書に『みんなの進化論』(日本放送出版協会)がある。

    高橋洋
      翻訳家。訳書にジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』、ノーマン・ドイジ『脳はいかに治癒をもたらすのか』、エラムン・メイヤー『腸と脳』、リサ・フェルドマン・バレット『情動はこうしてつくられる』(以上、紀伊國屋書店)、ポール・ブルーム『反共感論』(白揚社)、エリック・R・カンデル『なぜ脳はアートがわかるのか』(青土社)ほか多数。
    https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=936&st=4

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著者プロフィール

1949年生まれ。アメリカの進化生物学者でビンガムトン大学(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)教授。マルチレベル選択説の提唱者。
主著『Darwin's Cathedral: Evolution, Religion, and the Nature of Society』は大きな反響を呼んだ。邦訳書に『みんなの進化論』(日本放送出版協会)がある。

「2020年 『社会はどう進化するのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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