- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750516868
作品紹介・あらすじ
いしいしんじさん推薦!
「ろうそくの灯を手のひらに包むような読書。ことばにも、写真と同じように、吉田さんのなかの「人間の光」が、さやかに溢れだしている。」
「今の仕事をこのまま続けるつもりなの?」——妻の一言が僕の人生を変えた。
バングラデシュのレンガ工場や皮なめし工場の労働者、ふたり暮らしの老女と青年——〈働く人〉や〈生と死〉をテーマに撮影し、国内外で注目されている吉田亮人。
しかし、もともと写真家を志していたわけではない。
妻の一言から教員という仕事を捨て、無謀にもこの道を選んだ。
専門的に学んだことのない男が、右も左もわかないまま踏み出し、挫折し、傷つき、そして国際的に評価を受けるようになるまでの10年を振り返る。
——「働くとは何か」「生きるとは何か」について考えた渾身の一冊。
(304頁+写真 16頁)
感想・レビュー・書評
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やっぱり奥さんがすごい
仕事に満足している教員の夫を焚き付け、義父母と喧嘩し、夫が賞をとってもまだまだと言い、すごいなあ
写真家としてとりあえず走り出し、色々挫折しながら、試行錯誤しながら、あとから技術を身につけながら、成功していく著者もすごい
仕事がこれでいいのかと迷っているときに読んだので、とても勇気が出る本
劇薬だが詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出会えてよかった一冊です。
フィクションよりも劇的な、そして味わいのある吉田さんの10年間。
『今しかない時間をより一層愛おしく感じたし、その時間を留めることのできる写真に対しての認識を新たにすることができた』
写真を通して人とつながり、写真にすることで思いを残す。吉田さんの素敵な人柄が伝わる一冊。
良い夫婦やなぁ! -
2021/3/3-3/5
写真家吉田亮人さんが写真家になるまでの10年間。
奥さんが最高すぎる。その言うことを聞く吉田さんも素直 笑
これ、ドラマにしてもいいんじゃないかって思う。Netflixとかで。それほど痛快で、涙あり、笑いありであった。
著者プロフィール
吉田亮人の作品





