- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750516905
作品紹介・あらすじ
ヴァージニア・ウルフを囲んだ、盛大なティーパーティーへ、ようこそ!
モダニズム文学の旗手、フェミニスト、レズビアン……文学史の中で燦然と輝くウルフ。でも、その文章の味わいは、ミニマムでかわいい!
ヴァージニア・ウルフは、時代を切り拓いた作家として、いま世界的に見直しが進んでいる。
その作品は、映画、バレエ、オペラとなって蘇り、日本でも新訳が次々と出版。
本書はウルフをもっと身近に感じるためのファンブック。
作品解説、翻訳、まんが、『灯台へ』のなかの料理再現、『オーランドー』のボリウッド版構想など盛りだくさん。
片山亜紀、小川公代、西崎憲、水原涼、イ・ミンギョンら、多くの方もお招きして、ウルフのかわいい部分を1冊に凝縮。
同人誌『かわいいウルフ』のリニューアル完全版にして、文芸エンターテインメント決定版!
感想・レビュー・書評
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どうしよう、、、金欠極まるのに。。。
書籍『かわいいウルフ』特設サイト
https://woolf.ofuton.in -
『かわいいウルフ』
を読んで…
18歳の時、友人と杜若の花を見に行った暑い夏の日、
私の足元に大きなアリが連なって
何か食べ物をせっせと運んで通りすぎた。
その瞬間がフラッシュバックした。
その時隣にいた友人は、暑いから早く帰ろうと、アリに釘付けだった私を引っ張って行った。
私はもっとそこに居たかったのに。。
ヴァージニア・ウルフは、そんな、あの時の私みたいなものを書いてる気がする。
小澤みゆきさんのおかげで、すっかりウルフのファンになりました。(ここまで、意識の流れです、はい。)
まだ、ここに掲載された短編しか読んだこともないのに -
名前は知ってるけど読んだことのないヴァージニア・ウルフの作品、読んでみたい!と素直に思わせるかわいい本でした。何から読もうかな〜
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論文でもなく、ウルフに対する主観的な感想が集まった本。「理解が難しい」と言っている人がいたのが印象的だしなんだか親近感。
文学って「これは何を意味しているんだ?何が正解?」って考えちゃうけど、それぞれの感じ方があって良いよね。
ウルフは長編しか読んだことないから、短編も読んでみよう。
https://digital.asahi.com/...
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14900227.html?pn=3