- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750516950
作品紹介・あらすじ
『五十八歳、山の家で猫と暮らす』で随所に登場した、かわいいけど、気まぐれなキジ白仔猫の〈ドレミ〉。
ドレミの目を通した、人間との生活、自然とのかかわり、二人暮らしの毎日を丁寧に描くイラストエッセイ。
わたしの名前はドレミ。この夏で五つになるキジ白猫です。
三週間前からエリーと一緒に住んでます。
それまでは、東京のリリーさんのところで可愛がってもらってました。
リリーさんのおうちには仲間がたくさんいて、いつも一緒に遊んでもらってた。
そして夏の終わりのある日、わたしはエリーのところへやってきたっていうわけ。
一人暮らしのエリーのところに来たので、今は母一人子一人って感じ。
――本文より
賢いけど怖がりで、自分勝手だけど寂しがり屋で……。
猫の目から、世界はどんなふうに見えるんだろ?
猫の気持ちは、猫にしかわからない?
感想・レビュー・書評
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ドレミという名のキジ白猫の目線から見た飼い主さんとの山暮らしの日常。日常だから、ドラマチックなことは起こらないけれど、心地よい環境で日々暮らしている様子が良く伝わってきた。猫のツンデレな性格がよくわかる描写やエピソードで、改めて自由気ままに生きる(ように見える)猫は憎めなくてかわいい存在だなぁと思った。猫から見た日常生活のエッセイというのも新鮮で楽しかった。わたしは猫を飼ったことはないが、散歩の時に会う猫はつい触ってしまう。猫との暮らしは思っている以上に素敵で充実したものなのだろうなと本書を読んで感じた。心地よい読後感でとても癒される本。
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山の家での愛猫との暮らしを、猫の目線で書いた、猫愛にあふれたエッセイ。キジ白猫のドレミがとにかく可愛い。気まぐれ具合とか怖がりなところとか、謎の行動とか、私の想像する猫そのものって感じだった。
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「五八歳山の上で猫と暮らす」を読んだ時 猫がちっとも出て来なかったので これは期待して読みましたが 猫の共感出来る部分はあったけど 猫目線の語りの文章があまりおもしろくなかった
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猫目線で書かれていて楽しい
著者プロフィール
平野恵理子の作品





