わたしはドレミ

著者 :
  • 亜紀書房
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本棚登録 : 98
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750516950

作品紹介・あらすじ

『五十八歳、山の家で猫と暮らす』で随所に登場した、かわいいけど、気まぐれなキジ白仔猫の〈ドレミ〉。

ドレミの目を通した、人間との生活、自然とのかかわり、二人暮らしの毎日を丁寧に描くイラストエッセイ。



わたしの名前はドレミ。この夏で五つになるキジ白猫です。
三週間前からエリーと一緒に住んでます。
それまでは、東京のリリーさんのところで可愛がってもらってました。
リリーさんのおうちには仲間がたくさんいて、いつも一緒に遊んでもらってた。
そして夏の終わりのある日、わたしはエリーのところへやってきたっていうわけ。
一人暮らしのエリーのところに来たので、今は母一人子一人って感じ。
――本文より


賢いけど怖がりで、自分勝手だけど寂しがり屋で……。
猫の目から、世界はどんなふうに見えるんだろ?
猫の気持ちは、猫にしかわからない?

感想・レビュー・書評

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  • 平野恵理子さん「五十八歳、山の家で猫と暮らす」インタビュー 母に捧げる、日々の幸せ|好書好日
    https://book.asahi.com/article/13439664

    亜紀書房 - わたしはドレミ
    https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1009&kw

  • ドレミという名のキジ白猫の目線から見た飼い主さんとの山暮らしの日常。日常だから、ドラマチックなことは起こらないけれど、心地よい環境で日々暮らしている様子が良く伝わってきた。猫のツンデレな性格がよくわかる描写やエピソードで、改めて自由気ままに生きる(ように見える)猫は憎めなくてかわいい存在だなぁと思った。猫から見た日常生活のエッセイというのも新鮮で楽しかった。わたしは猫を飼ったことはないが、散歩の時に会う猫はつい触ってしまう。猫との暮らしは思っている以上に素敵で充実したものなのだろうなと本書を読んで感じた。心地よい読後感でとても癒される本。

  • 山の家での愛猫との暮らしを、猫の目線で書いた、猫愛にあふれたエッセイ。キジ白猫のドレミがとにかく可愛い。気まぐれ具合とか怖がりなところとか、謎の行動とか、私の想像する猫そのものって感じだった。

  • 「五八歳山の上で猫と暮らす」を読んだ時 猫がちっとも出て来なかったので これは期待して読みましたが 猫の共感出来る部分はあったけど 猫目線の語りの文章があまりおもしろくなかった

  • 猫目線で書かれていて楽しい

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著者プロフィール

1961年、静岡県生まれ、横浜育ち。イラストレーター、エッセイスト。山歩きや旅、歳時記についてのイラストとエッセイの作品が多数ある。
著書に『五十八歳、山の家で猫と暮らす』『わたしはドレミ』(亜紀書房)、『にっぽんの歳時記ずかん』(幻冬舎)、『手づくり二十四節気』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、『草木愛しや 花の折々』(三月書房)、『こんな、季節の味ばなし』(天夢人)、『きょうはなんの記念日? 366日じてん』(偕成社)、『あのころ、うちのテレビは白黒だった』(海竜社)、『庭のない園芸家』(晶文社)、『平野恵理子の身辺雑貨』(中央公論新社)、『私の東京散歩術』『散歩の気分で山歩き』(山と溪谷社)、『きもの、着ようよ!』(筑摩書房)など、絵本・児童書に『ごはん』『おひなまつりのちらしずし』(福音館書店)、『和菓子の絵本』(あすなろ書房)など、共著に『料理図鑑』『生活図鑑』(越智登代子、福音館書店)、『イラストで見る 昭和の消えた仕事図鑑』(澤宮優、角川ソフィア文庫)など多数がある。

「2023年 『六十一歳、免許をとって山暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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