野生のごちそう——手つかずの食材を探す旅 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIV)
- 亜紀書房 (2021年5月26日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750516967
作品紹介・あらすじ
人にとっての〝おいしさ〟は、野生にとっての不幸なのか
歴史、神話、地理学……深い学識を備えた環境人類学者が、世界各地で食用にされている野生動物をめぐる旅に出た。
アフリカの密林に横行する野生肉の違法取引を追い、世界的に有名なレストラン「NOMA」で蟻を食べ、愛する人とスウェーデンの森でヘラジカを屠る——。
文明の恩恵に浴しながら天然の獣肉を過剰に追い求めた結果、私たちが得たもの、失ったものとは……。
グルメの行き着く先を体当たりで探求する、思索に満ちた冒険ノンフィクション。
——「美食」の先にあるものとは何か?
《本書に登場する野生の食材や料理》
▶ ヘラジカ肉バーガー
▶ NOMAのフルコース
▶ 墓地で採るニンニク
▶ 猪
▶ ロブスター
▶ 牡蠣
▶ ハチミツ
▶ アオウミガメのスープ
▶ 羚羊(カモシカ)
▶ センザンコウ
▶ オオトカゲ
▶ ナイルワニ
▶ バイソン
▶ バッファロー
▶ 山羊
▶ ヤマアラシ
▶ 毛虫のソテー
▶ 駝鳥
▶ エルク
▶ アンズタケ
▶ アナツバメの巣のスープ……他多数。
感想・レビュー・書評
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読み物として面白かったけど、仕事に活用出来ない本なので次回からは図書館でレンタル。
イメージ通りの内容。 -
結構評価されているような感じの本and動物を食べることに興味があったので読んでみた。
内容はかなり知らなかったことが多かったため、知識の面では満足。ただ、著者の文章があまり好きではなかった。あと、構成の問題なのか、文章のせいなのか、あまり先が気になるとはならなかった。 -
<学生コメント>
美味しいものを嫌う人はこの世にいない。
ただ、美味しいとするものが人の数だけある。
それもあって、美食探求には限りがないとされるが、これはある環境人類学者が、アフリカの密林や、有名なレストランやスウェーデンの森でさがした「おいしいもの」の記録である。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000053112