野生のごちそう——手つかずの食材を探す旅 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIV)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750516967

作品紹介・あらすじ

人にとっての〝おいしさ〟は、野生にとっての不幸なのか

歴史、神話、地理学……深い学識を備えた環境人類学者が、世界各地で食用にされている野生動物をめぐる旅に出た。
アフリカの密林に横行する野生肉の違法取引を追い、世界的に有名なレストラン「NOMA」で蟻を食べ、愛する人とスウェーデンの森でヘラジカを屠る——。


文明の恩恵に浴しながら天然の獣肉を過剰に追い求めた結果、私たちが得たもの、失ったものとは……。
グルメの行き着く先を体当たりで探求する、思索に満ちた冒険ノンフィクション。

——「美食」の先にあるものとは何か?


《本書に登場する野生の食材や料理》
▶ ヘラジカ肉バーガー
▶ NOMAのフルコース
▶ 墓地で採るニンニク
▶ 猪
▶ ロブスター
▶ 牡蠣
▶ ハチミツ
▶ アオウミガメのスープ
▶ 羚羊(カモシカ)
▶ センザンコウ
▶ オオトカゲ
▶ ナイルワニ
▶ バイソン
▶ バッファロー
▶ 山羊
▶ ヤマアラシ
▶ 毛虫のソテー
▶ 駝鳥
▶ エルク
▶ アンズタケ
▶ アナツバメの巣のスープ……他多数。

感想・レビュー・書評

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  • 読み物として面白かったけど、仕事に活用出来ない本なので次回からは図書館でレンタル。
    イメージ通りの内容。

  • 結構評価されているような感じの本and動物を食べることに興味があったので読んでみた。
    内容はかなり知らなかったことが多かったため、知識の面では満足。ただ、著者の文章があまり好きではなかった。あと、構成の問題なのか、文章のせいなのか、あまり先が気になるとはならなかった。

  • <学生コメント>
    美味しいものを嫌う人はこの世にいない。
    ただ、美味しいとするものが人の数だけある。
    それもあって、美食探求には限りがないとされるが、これはある環境人類学者が、アフリカの密林や、有名なレストランやスウェーデンの森でさがした「おいしいもの」の記録である。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000053112

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著者プロフィール

米国ニューメキシコ州生まれ。地理学者、環境人類学者。イェール大学林学・環境学大学院で環境科学修士号、ケンブリッジ大学で哲学修士号を取得。イェール大学大学院林学・環境学科最高の論文に贈られるウィリアム・R・バーチ賞を受賞。
環境、食、神話、歴史、地理、化学、人類学、社会、経済、伝統など広範な博学的探求心が身上。インドネシアで津波を研究し、帆船で太平洋を横断し、バラクーダの群れとのスキューバダイビングに身を投じる活動的な冒険家でもある。現在、環境科学と哲学をテーマとした独創的な学術研究とフィールドワークに取り組む。国立科学財団の大学院研究フェロー。ニューヨーク市在住。

「2021年 『野生のごちそう 手つかずの食材を探す旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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