- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784750517018
作品紹介・あらすじ
天下無双の「知のジェネラリスト」が見た、日本経済の20年とこれから。
リーマンショック、ユーロ危機、アベノミクス、消費増税から、コロナ禍の経済状況まで。
この20年間(2000-2020)の論説をまとめた、待望の経済論集!
ノーベル賞経済学者ポール・クルーグマンの著作をはじめとして、ピケティ『21世紀の資本』、ケインズ『一般理論』などの翻訳や、社会・経済・文化全般への鋭利な批評眼で知られる著者による、快刀乱麻の経済エッセイ集!
ケーザイって、要するに何なのさ。
「人はGDPとか経済成長とかいう言葉だけ覚えて、なんかわかったつもりでいるけれど、それを実感として理解している人は驚くほど少ない。それは抽象的な数字なんかじゃない。明日はもう少し能率よく仕事を片付けて、あまった時間で新しい何かをやろう。いまは捨てているこのピーマンのへたを、新しい料理に使ってみよう。GDP成長が1%とか2%とかきいたときに、そうした無数の努力が積み重なっていく様子を想像してみなきゃいけない。その多くは、飽食した連中のアームチェア経済停滞マンセー談義よりはるかに切実なものなんだから」(本文より)
感想・レビュー・書評
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いつもの山形節って、過去に発表した雑文を集成したものだから当然か。
少し古い話題が多いが、過去のおさらいをするにはちょうどよかったかもしれない。
一本芯が通り、ブレない氏の考え方には同調できる部分が多い。ただ、日本を救うかと思われたリフレの行方はどうなるのだろうか。あまりうまく進んでないように思えるが、そこらへんの所をもう少し知りたかった。
失われた20年が30年、40年にならない様になんとかしないといけないと思う。
少子化対策をしっかりできれば、じわじわ回復できると思うが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好き嫌いはあると思うが、私にとっては大変勉強になった。文章がリズミカル。
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00618039
天下無双の「知のジェネラリスト」が見た、日本経済の20年とこれから。
リーマンショック、ユーロ危機、アベノミクス、消費増税から、コロナ禍の経済状況まで。
この20年間(2000-2020)の論説をまとめた、待望の経済論集!
ノーベル賞経済学者ポール・クルーグマンの著作をはじめとして、ピケティ『21世紀の資本』、ケインズ『一般理論』などの翻訳や、社会・経済・文化全般への鋭利な批評眼で知られる著者による、快刀乱麻の経済エッセイ集!
(出版社HPより) -
東2法経図・6F開架:330.4A/Y22k//K
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50265506 -
山形浩生氏の
一見ゆるいけれど背骨がしっかりしている文章が好き -
経済学のド素人としては目からウロコ的な内容も含まれていて、なかなか面白かったのだが、古い記事が多い点は残念だった。