動物たちのひとりごと

イダファン・ベルクム 野坂悦子

• あすなろ書房 (1998年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[5552さんの感想 · 2018年4月13日]

思わず顔がほころぶほっこり楽しい絵本。
見開き二ページひとネタで、動物逹がすっとぼけたキュートなおはなしを聞かせてくれる。

例えば表紙の子はベニー。(たぶん犬)
耳がかっこわるいの。
帽子をかぶると、こうなっちゃうし。(表紙絵)
ずっと、おさえているのも、たいへん。
ピョーンと、とんでも。
さかだちしても。
やっぱり、こうなっちゃう。(耳はそのまま)

胸キュン!です(笑)
タレントのYOU さんが「コンプレックスを隠そうとする姿って‘萌え’なのよ!」と言っていたのを思い出した(笑)

一瞬「子供が描いた?」と思っちゃいそうな手足が細すぎるヘタウマ系の絵(失礼すぎる...)もこの絵本にマッチしている。

[arukudesuさんの感想 · 2014年8月31日]

思わず脱力してしまう動物たちの独り言がつまっています。