- Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751518137
感想・レビュー・書評
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児童書だけど哲学的。「運命」をめぐるおはなし。トビアというのは主人公がなりきるイヌの事。
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失ってからじゃ遅いのですよ。遅くなってしまうこともあるのですよ。
そんなことになるまで、子供のことを見失ってしまう親というのは、その間いったい何を見ているのでしょう。
この本を読む限りでは、自分しか見えてないとしか思えません。
学校もそう。教える対象である生徒自身をきちんと見ないで、いったい何が教えられるのでしょう。
こういうお話を読むたびに怖くなります。
私もその一員なのかもしれませんね。生徒を見失うことのないようにしたいです。 -
数年ぶりに再読。初めて読んだ十年くらい前と変わらず、図書館の、児童書の棚でひっそりと藍色の背表紙が出迎えてくれました。この装丁がとても好きで、内容はほとんど忘れているのにときどき本の存在を思い出すくらいです。
七、八年ぶり、もっとかもですが、ひさしぶりに読んでみて、やっぱり好きだなあと思いました。居場所を探す話が好きです。この本の全体にただようもの悲しさ、さびしさ、いとしさ、かわいくて、もどかしくて、やわらかで大好きです。 -
別に泣くとこないのに号泣した
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好きだなあ
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心のより所を失い家出をしてしまうマルティーナ。そのいくさきを彼女にだけ見える小さな天使が見守ってアドバイスしてくれる。
運命さがしをする小さな少女と奇妙な人々と、天使のふわふわしたやさしいお話。最後は素敵にハッピーエンド。 -
トビアとおじいちゃんの会話がすごーくステキなの!ほんわかした表現がだいすき(*^v^*) だいじなことを思い出させてくれるよ♪