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Amazon.co.jp ・本 (31ページ) / ISBN・EAN: 9784751519943
みんなの感想まとめ
テーマはフィンランドの民族叙事詩を基にした魔女ロウヒの物語で、彼女のいたずらによって月と太陽が奪われ、世界が寒く暗くなる様子が描かれています。ロウヒは一見恐ろしい存在として描かれながらも、実際には可愛...
感想・レビュー・書評
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「カレワラ物語」からとったお話の絵本化。
かなり前に読んだにも関わらず、本編の「カレワラ物語」には手を出さずにいた。
と言うのは、この本で「カンテレ」を知り、そちらに心を奪われてしまったため。
読後入手したカンテレは、今も手元にある。
こちらの主人公は、カレワラの「陰の国」である「ポポヨラ」の女主人・ロウヒ。
このロウヒが持っている「サンポ」があらゆる富を生み出すらしく、その争奪戦がカレワラ物語のクライマックスとなっている。巨大な怪鳥に変身したりと、ロウヒを邪悪な印象に描いているが、さほど恐ろしいという印象はない。
むしろこの絵本の可愛らしいおばあちゃんの方が、私のイメージに近い。
「サンポ」を奪われたロウヒの復讐劇のひとつが「月と太陽を隠す」という仕業だが、こちらでは「ちょっとしたいたずら心で」隠したことになっている。
子ども向けに書き直したとしても、なんとも間が抜けていて可笑しな魔女の話。
自分の出来心でしたことのために、オロオロと動き回る様はどうにも笑える。
バーバラ・クーニーの絵がそれに良くマッチしていて、見開き全部に描かれた絵はどれも様式美にあふれ、シーンと冷たい空気感まで漂ってきそう。
ところで、「カレワラ物語」の表紙に描かれたワイナミョンネンがカンテレを奏でる場面は、この絵本でも大きく登場している。
「森のけものたちが うつくしい楽の音にひきよせられて あつまってきました。
鳥や魚や林の木々も、じっと耳をかたむけています。
やがて月も、シラカバのこずえまでおりてきました。
太陽も、マツのこずえまでおりてきました。
ワイナミョンネンの歌とカンテレの調べは、甘くせつなく、風にのってながれていきます」‥‥うーん、いいなぁ‥‥
白夜と極夜の国・フィンランドの、月と太陽を奪い返したのが詩歌の神様だったという、壮大なファンタジー。でも奪ったのは可愛いおばあちゃん魔女・笑
寝巻の上から7枚もの服を着て雪の中に出ていくとか。そんな・・魔女なのにね。
読み聞かせなら中学年からかな。約9分。
でもカレワラについての説明も必要なので、そちらも読まないとね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フィンランドの民族叙事詩カレワラより。
魔女ロウヒが悪戯で月と太陽を山に閉込めてしまい世界は寒く真っ暗になる。賢者ワイナモイネンが鍛冶屋に月と太陽を作ってくれと頼み…。怒った鍛冶屋が魔女を脅すのが面白い。 -
〝遠い北の国に、ロウヒという名の魔女が棲んでいました。「今日は、何をしようかね? パンを焼こうか? ブル-ベリ-のスープを作ろうか? それとも、編み物でも、始めるとしようか?...いやいや、どれも当たり前で、つまらない。なにしろ、私は魔女なんだからね!」・・・ロウヒはスキ-を履いて空を飛び、鷲に姿を変え、月と太陽をむんずと掴んで、飛び去りました! 真っ暗闇になった世界を救おうと、賢者ワイナモイネンは、かじ屋に金の月と銀の太陽を作ってもらいますが…〟フィンランドの民族叙事詩の物語絵本です。
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まさかのロウヒを主人公とした絵本と出逢い、驚かされた。
リョンロートが編纂した神話の方では分かりやすく悪者と立ち位置だが、絵本だけ会って露悪的な表現は控えられ、憎めないキャラに仕上がっている。
またカレワラ本編では主人公となるワイナモイネンが本書ではかなり控えめな表現になっていて、善悪二元論ではないフラットな描写である。
ディズニーヴィランズが人気になったのは2005年前後なので、悪かどうかは主観の立ち位置次第、という価値観、「悪者とされているやつにも言い分、内在的論理があるよね」という考え方の流行りだったのだろう。 -
北の国の冬。スキーで出かけた魔女ロウヒはいたずら心を起こし、月と太陽を山の奥底に隠してしまう。地上は闇に包まれ、人々は大慌て……。
図書館本。
北欧のファンタジー童話かと思ったら、ワイナモイネンとな?! 「カレワラ」読んだことないんだけど……?
などという心配は無用だった。
「カレワラ」を元にした創作絵本ということで、カレワラとは違う点もあるそう。
ロウヒは悪役的な存在らしいが、この絵本ではおちゃめな婆ちゃん。出かける支度をしているシーンはなんだか可愛い。ムーミン谷にいてもおかしくない感じ。
独特な雰囲気の絵柄で、北欧の美しい自然が表現されている。特に樹木の描き方が面白い。 -
図書館本。次女に借りた本を長女も読む。魔女がいたずら心から、太陽と月を山に閉じこめてしまう。カンテラの調べってどんな音色だろうね、と次女と話す。
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臆病者だったんですね
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フィンランドの叙事詩をもとに書かれた絵本。厳しい自然の中で暮らす人びとの、太陽や月への想いが伝わります。
絵も静謐で素敵。 -
ワイナモイネンの歌とカンテレの調べは、どんな音色なんだろう。
森のけものたち、鳥や魚、林の木々、月と太陽まで耳をかたむけ集まってくるという音楽は。あまく、せつなく、風にのって流れていくという音楽は。
透きとおっていて、静かに響き渡るような、美しい音楽なんだろうな。
魔女はどうしていたずらで月と太陽を持ち去ったんだろう。
ワイナモイネンの調べに誘われて集まってきたみんなを、困らせたかったんだろうか。でもそれだけなら、北の国のあかがね山の、いくつもの扉の奥に鍵をかけなくてもいいはずだ。
もしかしたら、ワイナモイネンの美しい音楽に集まるみんなを見て、一人ぼっちの自分をさみしく感じたのかもしれない。そもそも魔女が北の国をスキーで出発し、丘や林、湖や川をいくつも越えたのも、だれかに会いたかったからではないのだろうか。 -
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7'45"
魔女が太陽と月を盗み、退治されると聞き返す話。
フィンランドの昔話を元に描かれた絵本。
絵が良いので起承転結を求めない低学年以下に見せたい。 -
絵本らしいファンタジー。
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フィンランドの叙事詩をもとに書かれた絵本。
いたずら好きな魔女が月と太陽を盗み出し…ひと騒動というお話です。
とにかくクーニーの絵が良い!
絵を眺めているだけでも十分に楽しめる絵本です♪
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フィンランド民族叙事詩カレワラを元にした、邪な女主人ロウヒ、知恵と勇気、音楽のワイナモイネン、月と太陽を盗む、鍛冶屋に作ってもらう、鍛冶屋はロウヒを捕まえようとする、ロウヒは慌てて返す
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絵が静か。
フィンランドの叙事詩が下敷きだとか。
なかなか味わい深い絵本。 -
魔女ちょっと弱腰だなー笑
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読んであげるなら5歳くらい~。約6分。
北の魔女ロウヒが、太陽と月を盗んでしまった。あたりが真っ暗になって人々は困ってしまうが……。
冬の雪景色がとても美しく、凜とした印象の絵。現実離れした物語の世界にどっぷりと入ってしまいます。 -
太陽と月が隠れちゃうと昼と夜がなくなって真っ暗になっちゃうんだって怖くてやだね~フィンランド行ってみたい!
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カレワラの中では、ものすごく邪なロウヒも、この絵本では、
ちょっといたずら(悪戯が過ぎる気もしますが・・・)な魔女として登場します。
「いやいや、どれもあたりまえで、つまらない。
なにしろ、わたしは魔女なんだからね」
・・・このセリフ,なんかステキです。
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さくまゆみこの作品
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