ローワンと魔法の地図 (リンの谷のローワン 1)

  • あすなろ書房
3.88
  • (187)
  • (163)
  • (226)
  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 1560
感想 : 162
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751521113

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 登場人物たちが思いがけずきつい感じで、気になる場面は多々ありましたが、それでも面白くてどんどん話を進めることができました。
    てっきりシリーズかけて川の秘密を探るかと思いきや、1冊完結型なので読みやすかったです。

    機会があれば他のシリーズも読もうと思います。

  • 子供の頃にハマった児童文学の一つです。ワクワクする冒険ファンタジーです。

  • 臆病者のローワンが手にしてしまったのは魔法の地図。
    ローワンの手の中にあるときにしか読めない地図。ローワンは、その地図を持って旅に出ます。
    川の水が干上がってしまった原因を探るため、ローワンが世話をしている生き物、バークシャーたちを助けるために。

    臆病者のローワンが、徐々に勇気を持って進んでいく姿に共感できる子も多いはず。誰だって、いきなり勇敢になれるわけじゃないんだ。
    地図の謎解きに冒険、主人公しか読めない地図。
    わくわく要素もりだくさん!

    期待されていなかった臆病者のローワンが、村で暖かく迎えられた最後のシーンは思わず泣いてしまった。
    1番最初に迎えに行くのが、バークシャーだっていうところもね。良いねえ。動物に信頼される子はとても良い子だよ。

  • 小学2年生の甥っ子ちゃんがオススメしてくれた本です。

    家畜のバクシャーのためになんとか頑張りたい、という主人公のやさしさや振り絞った勇気が健気で、とても面白いお話でした。

    私、架空の動物が出てくる物語って好きなんです。
    その上主人公が、お母さんや友達ではなく大好きな動物のために頑張りたいと心を奮い立たせるので、応援したくなっちゃって。
    また、凶暴だけど悪ではない、道理の分かる竜が登場したところも冒険ものの王道っぽくてワクワクしました。竜も好き♪

    夏休みに甥っ子ちゃんと会ったら、どんなところが面白かったのかたくさんお話したいと思います。
    ガキ大将タイプの子ではないので、怖がりながら進むのが本当の勇気、とか、恐れを知らないのは勇気があるのではなく愚か者、とかそんなところが響いたのかな。
    それとも、私と同じようにバクシャーに会ってみたいな、とかそんな気持ちかな。
    そんなことを考えながら読んだら、2割増しに楽しめました。。

  • 冒険自体はありきたりなのかもしれません。登場人物すべての性格が詳細に書かれているわけでもありません。しかし主人公の少年の心は丁寧に描かれ、物語は進んでいきます。小さくて弱いものが本当に強い。ローアンは弱虫ながらも次々とやって来る難関を突破していきました。強靭な肉体や精神よりもやわらかい心が強いのだと気付かせる素敵な物語です。児童書ですが大人もぜひ。

  • 小学生のときに読んだファンタジー作品のなかでも印象強いシリーズ。面白かったなあ。
    1、2、3巻あたりまでが本当に面白い。
    完全に空想の世界なんだけど、登場人物、風景ともによく想像して作られており、挿絵も多いので入り込みやすい。

  • 臆病の主人公が数人の村人と一緒に危険を伴う旅に出かける話。
    なにが一番大事なのか、なにが一番勇敢なのかがわかっていく旅で、話は面白いけど、ちょっと低年齢向けだった。
    ハリーポッターシリーズくらいの年齢層の児童書を想像したので・・。

  • 古い読書記録より。

    ひ弱な少年が重大な使命の決行のなかで運命を切り開くというストーリーは、
    宮部みゆきの「ICO」に似ているなと思った。

  • 村の川が涸れた。井戸水の飲めない畜獣バクシャーのため、また老女シバから渡された魔法の地図は彼が手にしない限りただの紙になってしまうため、ローワンは他6人の屈強な男女と山へ謎を解明に行く。

    臆病な主人公。冒険と謎の解明と絆と。

    児童文学

  • 子ども向けだけど、意外と面白い。
    サクサク読めます。
    漢字にルビが振ってあって逆に読みにくかったけどw


    最後の訳者のあとがきみたいなのにも書いてあったけど、
    男女平等の目線で書かれているのも、
    興味深いポイント。
    子どもさんに是非読んでもらいたい本でした!

全162件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

オーストラリア在住のファンタジー作家。『リンの谷のローワン』シリーズや『デルトラ・クエスト』シリーズ、『ティーン・パワーをよろしく』『フェアリー・レルム』『ロンド国物語』など多数の人気児童書シリーズを執筆。とくに『デルトラ・クエスト』シリーズは、日本をふくめ全世界で大ヒットし、累計1500万部を突破している。2014~2015年に日本でも出版された『勇者ライと3つの扉』は、デルトラ世界とつながっていたことが判明し、話題を呼んだ。

「2016年 『スター・オブ・デルトラ 1 〈影の大王〉が待つ海へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

エミリー・ロッダの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
コルネーリア フ...
ラルフ・イーザウ
ダレン・シャン
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×