ネシャン・サーガ〈3〉裁き司最後の戦い

制作 : 佐竹 美保  酒寄 進一 
  • あすなろ書房
3.81
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本棚登録 : 767
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751521236

感想・レビュー・書評

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  • かの有名なミヒャエルエンデに認められた作家!だからこそ哲学的な内容になっています。ラルフイーザウはキリスト教をしっかり学んだ人です。キリスト教の精神を自然に学ぶことができる本。もちろんファンタジーとして読み応えも世界観の作り込みもすばらしく大人でも楽しめるシリーズです。分厚いですが口語も多くて読みやすいです。

  • 装丁 / 丸尾 靖子
    イラスト / 佐竹 美保
    原題 / "Das Lied der Befreiung Neschans"(1996)

  • 怒涛の重量でしたな。
    これぐらいはファンタジーでは普通だけれども…
    まあ長かったのは否めません。

    一番印象が深いのは
    前の2巻でとことんまでヨナタン一行を
    苦しめ続けたある将軍のことです。

    これは別視点で出てきますが、
    彼は確かに闇の軍勢の人でしたが
    決して、心までは捨ててはいませんでした。
    だからこそ、彼は裁き司に許されたのでしょう。
    (2巻の描写で決定的になっています)

    そして、ディン=ミキトも恵まれたな、
    と思いました。
    そう、第5の目の破壊のときに
    ついぞ、仲間を見つけたのです。

    で、最後の戦いは…
    まあこじつけと取る声が高いけれども
    それは宗教観のあるなしの
    違いだと思いますよ。

    そう、もしも悪ばかりが
    立ちはだかったらもうとっくに
    善はありませんよね?
    だからこその最後は…だと思うのです。
    (そもそも悪ばっかりだったら地球に
    生き物はそもそも存在せんわ)

    読んだなぁ、という充実感とともに
    その後の仲間たちにも幸せを。

  • 再読。
    やっぱり面白かったです。

    前巻で杖を届ける使命を果たしゲシャンになってから3年後。
    修行をしたヨナタンが闇の国テマナーとの戦いのため再び旅に出る話。
    今までの主要人物と新しい人たちが増えて読んでて楽しかったです。

    個人的に一番好きだったのはセディン宮廷での戦争箇所。

    ただ少し宗教色が強くて全部予言通りに進んで、ピンチの時に神を信じれば必ず助けてくれるってのが都合よくて少しやだったなあ

  • 2巻の終わり方に疑問を抱いた方は特に読んでみると良いかと思います。1巻・2巻のその後のお話しとなり、此処に来てようやっと神話を元としているというのが理解できるかもしれません。それ故に、児童書としては好みがわかれると思います。

  • ハリー・ポッターと同時期ぐらいに読んでたけど圧倒的にこっちの方が好きだった。特に最終巻は最初から最後まで最高。好きすぎて当時かなり無理して買ってもらった。

  • 古い読書履歴より。

    ヨナタンとジョナサンの別世界パラレルワールドもの。
    涙の地ネシャンにある英知の庭ガン・ミシュパトの、裁き司であるゴエルに杖を届ける旅をする。

    中学生のとき、おおいにファンタジーにはまっていた際にがつがつと食らった本。
    ハリポタのような設定の楽しさはないのだけれど、名前のもとネタが聖書にあると知っていろいろ調べたような記憶がある。このころから、そういうレトリック的仕掛けに弱かったらしい。
    ヨナタンとジョナサンという読み替えにも、日本語ではできないテクニックだったのでひかれていたと思う。

    「あなたにネシャンの平安がありますように」

  • <ネタばれ>

      とても、おもしろかったです。
    宗教色が強いのは相変わらずだったんですが、それにもだいぶ慣れてきたようです。それに前回の死者蘇生のように思わずツッコミたくなるようなものもありませんでしたし。<紅の目>の破壊の旅はまさにRPGといった感じで楽しめました。攻撃するたびに力を増す番人、切りつけると鼠算式に増えてく番人などなどわくわくしながら読んでました。

      ゼトアの悪は一途に忠誠心によるものだった、とわかった上に奴隷にも酷い仕打ちをしない彼のことがお気に入りではあるんですが、どうもすんなりとヨナタン側についてしまうのが納得いかないというか、彼は彼なりに幽閉中に考え悩んだりもしたんでしょうが、やけに淡々と物事が進んでしまったために薄っぺらく感じてしまったのが残念です。

      ちょっと急ぎ足だった気もしますが、今までの伏線がどんどんあかされていくのは楽しかったです。「世界の洗礼」はちょっとだけ「ノアの箱舟」を思い出しもしました。激しい闘いの後に訪れた平和、とくにヨナタンとビティアの会話にはほっとするものがあり気持ちよく読み終わることができました。

  • 実は悪役の人が気に入っていたりしたことをふと思い出しました。

  • 一番最初に読んだ異世界交流ファンタジー

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