- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751522226
感想・レビュー・書評
-
当時、夏休みの課題図書で読んだ。
子供だった自分には理解が難しかった。
大人になった今、もう1度読んだらどうなるだろうかと気になる。
また読みたい本。
映画の作品も見たけれど、簡単な感情で終わる感じではなく、色々な思いが溢れる作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母親と2人暮らしの少年の家には、イチイの木がある。
突如としてその木が語りかけてきた事により
少年の世界は妙な状態に。
H24の課題図書、らしいです。
母親は倒れたり入院したり、を繰り返している模様。
そしてそれが周囲に知れ渡っている事。
知れ渡ったのは、友人が喋ってしまったため。
イチイの木はばけものではなく、少年の心の奥…にあるもの?
通常誰しも持っているもの。
それについて、素直に向かい合え、という事なのか。
言えば現実になるから、とそこから目をそらしている事は
人間多々あるかと思われますが、この年で向き合わねばならないのも
それはそれで…辛いです。
木が語ってくれる内容は、物語、と表して、どこにでもある
救いもなければ大どんでん返しもない話。
違う話が読めて、それはそれで面白かったですが
どんな話だろうと思っていた分、ちょっとがっくり、でした。 -
■解説
ある夜、怪物が少年とその母親の住む家に現われた―それはイチイの木の姿をしていた。「わたしが三つの物語を語り終えたら、今度はおまえが四つめの物語をわたしに話すのだ。おまえはかならず話す…そのためにこのわたしを呼んだのだから」嘘と真実を同時に信じた少年は、なぜ怪物に物語を話さなければならなかったのか…。 ■感想
洋書らしい・・・起伏のない絵本のような物語だった。