パセリともみの木

  • あすなろ書房
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本棚登録 : 115
感想 : 13
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  • 本 ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751525012

感想・レビュー・書評

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  • いつしか「パセリ」と呼ばれるようになった大シカと、森のはずれの切り立った崖の淵に、身をよじりながら、厳しい自然と戦いつつ根を張ってきたもみの木…そんなふたりの友情物語です。
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    「マドレーヌ」シリーズの作者ベーメルマンスの知られざる名作、クリーム色の地色が落ち着いた雰囲気で、森の小さな植物達を左ページ端に配することで、森の豊かな営みも感じることができます。
    登場する46の花は、巻末に名前が紹介されていますよ。
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    命がけで猟師からパセリを守ったもみの木の勇気!クリスマスの本ではありませんが、きらびやかに飾られたもみの木だけでなく、こんなもみの木の勇姿も知って欲しいなぁ〜なんて思ってしまいます。
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    原題は『PARSLEY』なのに、邦題で『パセリともみの木』になっているところ、ふしみさんのこだわりかもしれないな〜と感じてます!
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    #パセリともみの木
    #ルドウィッヒべーメルマンス 作
    #ふしみみさを 訳
    #あすなろ書房
    #マドレーヌシリーズ

  • マドレーヌの作者
    いかにもよく似た絵。
    いい話です。

  • 詩情あふれる、もみの木と鹿のパセリのこころの交流。マドレーヌシリーズとはまた違った美しい絵本。

  • モミの木とパセり(シカ)の友情物語
    (*クリスマスのお話しではありません)

  • 単純だけどハラハラと安心がバランス良く組み込まれていた。

  • 物語は温かいが、絵が・・・。やっぱり、ベーメルマンスはマドレーヌ・シリーズがずば抜けている。

  • もみの木の地道な力強さが素敵です。また鹿ともみの木の心温まる交流にじーんときました。

  • 前半の、木が人の手によって家具になったり船になったり…という場面の絵が良いと思う。後半は少し極端な気がする。

  • 年をとったもみの木と、年とったパセリ
    パセリはシカの名前です。
    野生のパセリが大好きなシカです。
    よりそって生きる二つの生き物の友情物語。

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著者プロフィール

ルドウィッヒ・ベーメルマンス

「2001年 『マドレーヌとジプシー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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