- 本 ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751525012
感想・レビュー・書評
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いつしか「パセリ」と呼ばれるようになった大シカと、森のはずれの切り立った崖の淵に、身をよじりながら、厳しい自然と戦いつつ根を張ってきたもみの木…そんなふたりの友情物語です。
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「マドレーヌ」シリーズの作者ベーメルマンスの知られざる名作、クリーム色の地色が落ち着いた雰囲気で、森の小さな植物達を左ページ端に配することで、森の豊かな営みも感じることができます。
登場する46の花は、巻末に名前が紹介されていますよ。
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命がけで猟師からパセリを守ったもみの木の勇気!クリスマスの本ではありませんが、きらびやかに飾られたもみの木だけでなく、こんなもみの木の勇姿も知って欲しいなぁ〜なんて思ってしまいます。
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原題は『PARSLEY』なのに、邦題で『パセリともみの木』になっているところ、ふしみさんのこだわりかもしれないな〜と感じてます!
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#パセリともみの木
#ルドウィッヒべーメルマンス 作
#ふしみみさを 訳
#あすなろ書房
#マドレーヌシリーズ
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詩情あふれる、もみの木と鹿のパセリのこころの交流。マドレーヌシリーズとはまた違った美しい絵本。
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モミの木とパセり(シカ)の友情物語
(*クリスマスのお話しではありません) -
単純だけどハラハラと安心がバランス良く組み込まれていた。
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物語は温かいが、絵が・・・。やっぱり、ベーメルマンスはマドレーヌ・シリーズがずば抜けている。
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前半の、木が人の手によって家具になったり船になったり…という場面の絵が良いと思う。後半は少し極端な気がする。
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年をとったもみの木と、年とったパセリ
パセリはシカの名前です。
野生のパセリが大好きなシカです。
よりそって生きる二つの生き物の友情物語。
著者プロフィール
ルドウィッヒ・ベーメルマンスの作品





