- Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751526996
感想・レビュー・書評
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印刷博物館を見学して何度もグーテンベルクの名前を目にするうちに、すっかり知ったような気になっていたけれど、実は何をした人なのかよく分かっておらず、また、何から知れば良いのか分からなかったので、まずは絵本から!
私たちが今手にする本を構成するものの始まりを知ることができたし、各ページにおっちょこちょいが描かれていたりして、絵本の良さも味わえた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
金属から活字を鋳造する技術や印刷機を発明したというドイツのグーテンベルクを紹介した本。活版印刷、印刷の歴史についてわかる、美しいイラストの絵本。本といえば手書きで写生したものが一般的だった中、この機械の登場はどんなに画期的なことだっただろう。グーテンベルクがつくった本、生で見てみたいなあ。
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グーテンベルクの印刷機で本というものがどうやって作られているのかを、紙や皮、インク、印刷機本体の材料から、本が生まれる工程にいたるまで、ひとつひとつ説明していく絵本。
まるでペーテル・ブリューゲルの世界のような絵も美しいし、昔の写本みたいな細かい装飾も素敵。
これは良い本ですよ。 -
この頃印刷関係の本を選ぶことが多いかも
ちょうど新年スタートのドイツ語ラジオ講座も
偶然グーテンベルクでした!
内容に違いがあったりするので
謎多い人物であることは間違いなさそう
もしかして複数人数いたりして
マインツ出身←マイン命名のルーツ?笑
苗字っていうか屋号?良い山 -
左ページには質問、右ページには答え、で楽しく読める。
最後に書かれたグーテンベルクについてのお話も興味深い。
子どもが自分から手に取る本ではないので、展示して反応を見てみたい。 -
ヨハネス・グーテンベルク。彼のおかげで、この世界は大きく前へ進むことができた。彼の発明によって、あらゆる情報が時代を超えて、空間を越えて、多くのひとの間で容易に共有できるようになった。世界は便利になった。いや、便利になりすぎた。
いま、一冊の本にどれだけの価値があるか。知識を求める者たちが、必死で本を書き写していた時代に突如として現れた活版印刷機。デジタル時代のいまだからこそ、改めて知りたい。一冊の本ができるまで――。 -
活字の本ができるまで。活版印刷の技術について。絵がわかりやすい。色づかいがきれい。前半部は、見開きでクイズ形式になっている。「いったい、なんだとおもう?」(左頁)→「そう、それは○○」(右頁) 後半部は活版印刷の工程。巻末には「グーテンベルクは、ヨーロッパでの本のありかたを根本的にかえてしまいました」と。もう一度、本のありかたを根本的にかえてしまいそうな時代にこの絵本が出たのは意義深いと思われ。
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朝学のかたにおすすめの1冊
「グーテンベルクのふしぎな機械」
グーテンベルクの名前を知らない人はいないでしょう。
世界で始めて印刷機械を作った人です。
でもその模型はおろか、それがどういう仕組みだったかご存じの方はそういないだろうと思います。
レプリカは日本にも何台かあって、その一つは鳥取の今井書店の本店に飾ってありましたが。
これは、絵本の形をしていますが、というより逆に絵本のシステムを縦横無尽に使って、グーテンベルクがどうやって印刷をしたのかを解説してくれる1冊です。
本や図書館に興味のある人にとっては魅力的な1冊だと思います。
2024/04/16 更新