スタンリーとちいさな火星人

制作 : サイモン・ジェームズ  千葉 茂樹 
  • あすなろ書房
4.00
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本棚登録 : 117
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751528402

作品紹介・あらすじ

かあさんが泊りがけで出かけた日、スタンリーは火星へと飛びたった。入れ替わりにやってきたのは……?人気絵本作家サイモン・ジェームズの最新絵本!

感想・レビュー・書評

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  • 児童書に興味が高まりつつあるこの夏。

    NetGalleyとあすなろ書房のご厚意で『スタンリーとちいさな火星人』に出会った。

    親と離れて一晩過ごすというのは、子供にとっては
    それがどんな理由でも、大イベントで青天の霹靂である。

    このお話の主人公、スタンリーも、ママが短い出張に出かけることになった。ママの出発直後、スタンリーと入れ違いに、なんと彼にそっくりな火星人が現れた!

    何故に火星人なのか。とか、彼は何者なのか…だとかは、読者ご自身の手に取られて、可愛い顛末を御覧願いたい。

    この絵本、良いなと思ったところは、火星人をちっとも子供扱いしていない。さらりと整った地の文が、それをよく表している。

    スタンリーの家族が、大真面目に火星人に接するところが、ユーモラスでとても優しい。多少のことはおおらかに受け止め、ちいさな、でも注意しなくちゃいけないアクシデントにはきちんと目を配るところが、スタンリーのお家が、愛にあふれていることを、教えてくれる。

    ママが出かけた余波は、実はみんなにちいさく、現れているのだけど…乗り切り方が、おとなもこどもも、みんな素敵で。

    夏休みは、子供がちょっぴり背伸びする季節。
    はじめてのお泊り、はじめての遠出。
    はじめてのお留守番。

    どの時も子どもたちは、平気だもん!と胸を張る。

    頑張れるのもほんとう。
    ドキドキしているのもほんとう。
    そして、温かいぎゅーっとしてくれる手を
    待っているのもほんとう。

    このおはなしも、紛れなくこどもの、冒険譚のひとつ。この夏の、ちょっとお兄ちゃん、お姉ちゃんになった出来事を振り返る…。日常の中の大冒険をテーマにしたブックシェアに、ぴったりの絵本だと思う。

    絵も、星の王子さまやタンタンなどが好きな方なら
    眺めているだけで楽しく好きになれる絵柄で、大人も子供も長く手元における一冊だった。

  • 2019年 小学低学年の課題図書

    なんともやさしいお話です
    お母さんがいない長い一日
    スタンリーの気持ちをこんな風に表現してくれています
    火星人かあ
    お父さんとお母さん
    そして帰ってきたお母さんの様子がなんとも素敵です

    ≪ ともだちはわからないんだ 火星人 ≫

  • 2019低学年の課題図書。お母さんが泊りがけで出かけてしまったら、子供はどんな気持ちだろう。寂しいけど、ちょっと羽も伸ばしてみたい。小さな少年スタンリーは、火星人になりきって、はちゃめちゃな暮らしをする。それを見守る兄、父、帰ってきた母の対応が素敵です。

  • 2019/06/29

  • 課題図書低学年。ダンボールの宇宙船に乗って、火星に行って帰ってきたら、スタンリーそっくりの火星人に…大人目線だと「寂しくて、だな」とら思うけど、小さい子ははじめ「??」だろうな、とは思う。絵は可愛い。

  • 2019年課題図書(低学年)その1

  • 2019年度課題図書 1〜2年生の部

    ママが出張の間だけ、スタンリーはかせいへいき、火星人と入れ替わる

    スタンリーの家族
    父、母、ウイリー兄

    火星人は手を洗わず、野菜を食べず、学校では友だちとけんかをする

    お母さんのいないときの気持ち

  • おもしろい!読み終わってすぐもう一回!と子どもたちからリクエスト。絵もラフでさらりと読めて、細かい説明が無いけどそこが楽しい。もしかしたら、ほんとに火星人かもしれないしね!

  •  お母さんがとまりがけで出かけることになった日、スタンリーは自分の宇宙船に乗って火星に向かった。

     戻って来た宇宙船から出てきたのは、スタンリーによく似た小さな火星人の男の子。ウィル兄さんとお父さんは、困ったことを言う男の子の相手をしてあげた。
     でも学校の友達はわかってくれなくて…。


     家族が優しい。

  • スタンリーの気持ちをこんな風に表現するって素敵!子どもはこれ読んでどんな感想を持つんだろな。

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著者プロフィール

【サイモン・ジェームズ・作】  1961年生まれのイギリスの絵本作家。幼いころから絵をかくのが好きで、紙を綴じて小さな絵本を作ったり、父親が持っていた漫画本を模写したりしていた。高校卒業後いくつかの職についた後、大学に入りグラフィックデザインと美術史を学ぶ。1989年にはじめての絵本を発表。その後『もりのさんぽ』(偕成社)、『ともだちくじら』(小学館)など自然界と子どものつながりをあたたかく描いた絵本や、『ミラクル・ベイビー』(評論社)、『テンサイちゃんとロボママ』(小学館)などのユーモラスな絵本を出し人気を得る。『ふしぎなともだち』(評論社)は、第46回課題図書/第47回産経児童出版文化賞推薦。

「2013年 『ナースになりたいクレメンタイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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