- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751529416
作品紹介・あらすじ
「写真」は生きるための切符だった。
激動の1930年代、スペイン内戦を世界に伝えたロバート・キャパとゲルダ・タロー。
カメラを武器に革命に身を投じた若き二人の青春物語。
感想・レビュー・書評
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写真と名前を少しは知っていたキャパの伝記かと思って読み始めたが、内容はちょっと期待とずれてた感。著者達の顔が出過ぎというか‥。ゲルダとの関係性とスペイン内戦がその後の大戦に大きな影響を与えたというのは勉強になった。
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スペイン内乱から第二次大戦・ベトナム戦争までを駆け抜けたキャパと、恋人であり同士でもあったゲルタの伝記的なドキュメンタリー。若い人向けに書いたというが、スペイン内乱とかよく理解していなかった私にとっては、とても勉強になった。
補遺や組織や人物の解説なども分かりやすかった。シリア内戦などの現代の理解のヒントにもなっている。
そして、この本の著者であるマークとマリナ夫婦も、キャパとゲルタのような対等の仲間であることが伝わってくる。 -
報道カメラマン・ロバ-ト・キャパ(ハンガリー生まれのユダヤ人・本名アンドレ・フリ-ドマン)と彼の才能を開花させたゲルダ・タロ-(ドイツ生まれのユダヤ人)の生涯を追ったノンフィクション。欧州全土が不穏な状況下の1934年秋のパリ、無名であったアンドレはナチスの迫害を逃れた女優のグレタ・ガルボを思わせる才能豊かなゲルダとで出会う。お互いの才能を認め合った二人は、内戦に揺れるスペインに赴くが、峻烈なる運命が待ち受けていた。前線と銃後の人々の姿と素顔が刻まれた写真を見るにつけ、二人の足跡を偲ぶに余りある。
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登録番号:0142562、請求記号:740.253/A79
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史上最も有名な1枚を撮った写真家でありながら、いろいろと有り過ぎるロバート・キャパ。
そしてそのパートナーであったゲルダ・タロー。
報道写真を含めて、写真全般が大好きな私には非常に興味深く読みました。
報道写真に興味がある方や写真に熱心に取り組まれている方にはオススメの一冊です。
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『戦場カメラマン』
雰囲気でしか、この職業を捉えれてなかった。
この本を読んで初めて、この方々がいたから戦争の悲惨さ、痛ましさ、無意味さが全世界の人に伝わってるんだなぁと知れた。
命をかけて、被写体に心を寄せて写真を撮るというのは本当にすごいことなのだなぁと知れた。
読んでよかった。 -
740-K
閲覧 -
タローの死、メキシカン・スーツケースの発見のくだりはあまりにドラマチック。