世界とキレル

著者 :
  • あすなろ書房
3.76
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本棚登録 : 99
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751529492

作品紹介・あらすじ

スペシャルサマースクール「森の家」。新時代をよりよく生きるため、先入観にとらわれないエリート育成を目標に、7人の中学生が同じ環境、同じ食べ物、同じ服装、同じコンディションの中で、夏休みの3週間を過ごします。参加者は全員制服着用。私服不可。食事は自給自足を原則に、オーガニック食材を使用した特別メニュー。ジャンクフードは禁止。デジタル・デトックスのため、スマホ・PC・タブレットは没収。両親とは週1回、固定電話で通話可。母の策略により、このサマースクールに参加させられた中学2年生の舞は…。

感想・レビュー・書評

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  • 前半、主人公以外の子供たちを主軸としたエピソードがほしかった。

  • あらすじ紹介で予想した筋を外れることもなく、内容もびっくりするほどのことはおきないけど、面白かった。色々な立場の子どもたちが繋がってこれからの人生を素敵に歩いていってくれると良いな、と幸せな空想をしてしまった。
    私の実家は田舎なので、この合宿が容易く想像できるんだけど、なんというか、流れている時間が違うんだよね。やってることが同じでも。少なくとも、田舎で過ごしてると10分待てば次が来る電車にむかってダッシュする心になることは絶対ない。

  • 読みやすいけれど、意外な展開はなかった。

  • シンプルな感じですが、なんか感動しました。最後のお母さんとの会話とか、とてもよかったです。

  • 今どきのお話だな〜。デジタルデトックス、いいかもしれない。依存してるつもりはないけど、やっぱりあるといじっちゃうもんな。舞の行動力と自分の意見を言えるところはかっこいい。みんなが悩みを打ち明けるところ、ほんとに悩みは人それぞれだよなと思った。そんなの悩みじゃないって言われるのは悲しい。みんな違うんだよね。サラッと読めたけどなかなか考えさせられた。

  • 中学生の舞は、SNSで顔出しせずにキラキラ女子を演じているけど、実際は友達もうまく作れずウツウツとしている。そんな娘を心配するハハ(シングル)の「デジタルデトックスに…」という思いから、電波が届かないコンビニもない山の中で3週間を同世代の6人と一緒に過ごすことになる。
    舞にとっては、唯一世の中と繋がっていることを感じられる存在であるスマホを取り上げられ、味の薄い無添加の食べ物ばかり食べせられ、我慢できずに逃げ出すが、ある事件をきっかけにその環境と向き合うようになる。
    共に生活する他のメンバーとも次第に心を通わせ、心も体の中もデトックスされていく…。
    大人が読むと少しライトだけど、思春期の友達コンプレックス、親との確執、SNS依存、いろんな今どきのネタが詰まっていて、中学生なら自分と重ねながら読めるのでは。

  • 通信手段なしのキャンプ生活に放り込まれた舞。仲間の子たちそれぞれの悩みがおもしろい。学校以外の場所でつながれる人がいるというのは、よい。

  • 3週間の長い時間の中で一緒に過ごす仲間たちの結束を見ることができた。最後はみんなが本音で会話をしていたところを読んで、一緒に語り合える仲間がいることの大切さを知った。

  • 最初怒ってるところが可愛かったですね。スマホ取られたら怒るわー分かるわー。

  • 舞は いとこの鏡花に誘われ、夏休みの3週間を山奥の洋館で過ごすイベントに参加することになった。中学生が7人で活動するのだが、バカンスを期待していた舞は、厳しい規則や、スマホを取り上げられたりして怒り心頭!帰ろうにも、山のふもとまで1日がかりだという。熊も出るらしい。

    実はこのイベントには、舞の母親がスマホ依存の舞を心配して、鏡花に頼み込んで申し込んだことがわかった。腹をたてた舞は、こんな生活やっぱり無理!と思い、脱出することにした。
    夜明けを待って、舞は一人で森に入っていった。 始めは一人でも平気だと思っていたが、森の中を進むにつれ、だんだん心細くなって・・・。


    7人の仲間達が、お互いを知り始めてからの展開が、いいね。

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著者プロフィール

東京都出身。1987年よりイタリア在住。第22回ニッサン童話と絵本のグランプリで童話大賞を受賞した『水色の足ひれ』(BL出版)でデビュー。『スーパーキッズ  最低で最高のボクたち』(講談社)で第28回うつのみやこども賞、『アドリブ』(あすなろ書房)で第60回日本児童文学者協会賞と第6回児童ペン賞 少小説賞をダブル受賞。おもな作品に『リジェクション』『ぼくのネコがロボットになった』『どうぶつのかぞく チーター ちいさなハンター』(すべて講談社)、「マジックアウト」3部作 、『コケシちゃん』(ともにフレーベル館)、『つくられた心』(ポプラ社)など。

「2021年 『おはなしSDGs 海の豊かさを守ろう ぼくらの青』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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