ねえさんといもうと

  • あすなろ書房
4.13
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本棚登録 : 171
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784751529515

作品紹介・あらすじ

世界的絵本作家ゾロトウのあの物語が、
酒井駒子の絵で、今あざやかによみがえる!

小さいいもうとは、いつもねえさんといっしょです。
学校へ行くときも、遊ぶときも、おやつを食べるときも。
ところが……。

幼い子の成長をみずみずしく描いた珠玉の名作。
日本オリジナル版、待望の刊行です。

感想・レビュー・書評

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  • こどものころからずっと忘れられない絵本が版元を変えて訳文も挿絵もすっかり新たになった。版元の広告では「日本オリジナル版」とうたっている。
    いまは絶版になってしまったらしい福音館書店からでていた原書のマーサ・アレキサンダーの繊細な挿絵がほんとうに大好きだったのだけれど、今回の酒井駒子さんの挿絵もまたやっぱり格別で、旧版と新版それぞれにとてもいい(これは次女も同じ感想)。諳んじるほどだったなつかしい矢川澄子さんの訳にかわって酒井駒子さん自身による現代的な言葉づかいの訳文が添えられて、またさらに息長く日本中の姉妹に届くといいなぁと思う。

  • 酒井駒子さんの作品の中でも、これはまた格別でした。

    きっと酒井さんもゾロトウの絵本が大好きだったでしょうか?翻訳もされているのと、この淡いさくら色の表紙にリスペクト感じます。
    いえ、もしかしたらファンへの配慮でしょうか?

    わたしは、のぎくがさく草むらの中で、うっとりと考えているいもうとの姿が大好きです。

    こういう可愛らしい毒っぽさ、酒井駒子さんの真骨頂ですよねー✨ 大好きです。

    生活感があまりない、子どもだけの世界なのもこわいですね。引き込まれます。

    ゾロトウは、作家になる前、編集者だったそうで、素晴らしい作家と組んで多くの絵本を残していますが、もしご存命ならば、酒井駒子さんのこの仕事ぶりに、きっと本当に喜んだのではないでしょうか。

    もとの版も素晴らしいけれど、こちらもとっておきの絵本です!

  • 2人姉妹の長女なわたし。ねえさんの気持ちがよく分かる。姉になった瞬間から死ぬまで姉にのしかかる重圧。妹は妹の圧があるんだろうな。女同士っていい。姉妹で良かったな。

  • 4歳9カ月の娘へ読み聞かせ

    私が大好きな酒井駒子さんのイラストということで
    思わず手に取って
    読んだのだけれども

    もう胸にずしりときたよ

    最近ほんとに娘が息子の世話を見てくれて
    よーーく遊んでくれて
    すんごいお姉ちゃんしてくれてるので
    いろいろ考えさせられる

    これからどんな姉弟になるのだろうか

    いつか弟が姉を守ってくれるようになるのかな
    これからの二人を想像するだけで泣ける

  • 2019.5.30
    どっちの気持ちもわかる。ひとりになりたい。心配をよそにひとりを満喫している時のあの感じ。自分がしっかり手をかけよう。それで自分を保っているあの感じ。お互いがあるから、成り立つ。支え合ってる。兄弟姉妹より親子の関係に当てはまりすぎて、ちょっとドキッとする。酒井駒子さんの子どもの絵。それだけでもう。

  • お洋服が本当にかわいい

  • 守られているばかりは嫌という妹の気持ちもわかる.ねえさんの優しい想いと妹の姉を思う気持ちがとけあって手をつなぐ二人の姿がとっても良かった.酒井駒子さんの絵は本当に素晴らしいです.

  • いつも妹はねえさんが助けてくれた
    いつでもねえさんの言う通りにしていれば大丈夫
    でも、あるとき、煩わしくなって人で飛び出す
    必死に追いかけてくるねえさん
    妹が見つからなくてついに泣きだしてしまう。
    泣くことなんてないと思ったねえさんが泣いてしまったので、妹はいつもねえさんがしてくれるように
    さあ、おはな、チンして、と言う
    それからはお互いにお世話をするのだった。

  • ねえさんも本当は一人で何でも出来る訳じゃない事や、自分は姉なのだから妹の面倒をしっかり見ないとなど…あれもこれもと気負って、でも出来なくて、心配になって泣いてしまう気持ち、とても良くわかる。
    この物語の妹はそんな姉の気持ちをわかってくれた。良かったね、ねえさん。

    姉には姉の、妹には妹の気持ちがあるのだろうけれど、お互いの立場を理解出来る事は相手に対して優しくなれる。何より姉妹が仲良く、そして助け合いが出来る事が素敵。

    私と妹はそれが出来なかった。姉の私が至らなかったからなのか、妹の方がしっかりしているからなのか。寂しいけれど今さらだ。

  • <春>ねえさんといもうとは、いつでもいっしょ
    でもある日、ひとりになりたくなったいもうとは・・・

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著者プロフィール

1915-2013年。米国ヴァージニア州生まれ。ウィスコンシン大学卒業。出版社で50年以上にわたり児童図書の編集者として活躍するかたわら、絵本作家として60冊以上の作品を出版。主な絵本に『うさぎさんてつだってほしいの』(冨山房)、『かぜはどこへいくの』(偕成社)、『ねえさんといもうと』(福音館書店)、『あらしのひ』『いつかはきっと』(ほるぷ出版)、『はるになったら』(徳間書店)などがある。

「2018年 『かあさん、だいすき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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