- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784751530337
作品紹介・あらすじ
人外(じんがい)さんのお店「ツキヨコンビニ」には、冷え性の方におすすめの“ボルケーノシリーズ”や、大人気の“エモーション・アイス”など、ふしぎな商品がいっぱい。コンビニなのに薄暗い、月夜のようなその店に集うのは風変わりなお客さん。そこに一人の少年がまぎれこみ…。
感想・レビュー・書評
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ファンタジーなんだけど、変に現実的なところも感じさせるコンビニ。子どもは大人が思ってるよりたくさん考えてる。イズミ、コア、タカジュンをみてて思った。命の光が弱っているとき、こんなコンビニに出会えたら救われるのかもしれない。
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キャッチーなタイトルだけど、
中身はしっかりとしたYA、児童文学でした。
さすが令丈ヒロ子さん。
人外コンビニを見つけてしまうのが
人間の(霊感のある)少年、イズミ。
そこで、幽霊の少年や、
死にたい気持ちを抱える少女に出会って、
ドタバタといろんな事件がおきる。
落としどころもしっかりしていて、
イズミの心の変化にほっとさせられました。
生身の人間は使えない「人外ペイ」だとか
妖怪コンビニならではの商品のオンパレードで、
読ませる仕掛けが盛りだくさん。
中学年から読めるボリュームで、とても面白いストーリーでした。この読みやすさがなー。さすがだなー。 -
<作>
まず初めに言ってしまうが,この本はメチャ面白い!
この本は実は児童書のコーナーに並んでいた。一体に普通の文芸作品と児童書とはどこかに明確な境界線があるのだろうか。宮沢賢治の作品の一部は児童書ではないのか。良いとか悪いとか言っているわけではない。区別差別する必要があるのかと云う事。区別していいとしたらその権限はすべて作者にしかないと僕は思う。
思うが,今回のこの作品は間違いなく幼児向け作品なのであった。簡単スイスイで結構面白かった事実をもう一度添えて。すまぬ。 -
父と距離を置きながら2人で暮らす中学生の小野泉(イズミ)
ふいに現れたコンビニに入ってみると、店員のお兄さんが透けて見える
「あれ? きみ、ぼくが見えるの?」
「はい。幽霊は視える性質なんで……」
そこは“人外専門”のコンビニだった
シバ店長に頼まれてアルバイトをすることになったイズミ
冷え性の方におすすめ!
ボルケーノシリーズ 大人気!
エモーション・アイスが買えるのは
ツキヨコンビニだけ!
イートインコーナーもご利用ください。
J(じんがい)ペイ、使えます!
ホラー少女のコア、幽霊美少年のタカジュンを巻き込んで起こる騒動は……
令丈ヒロ子の最新作はドタバタでせつなくてあたたかい(ちょっと香月日輪テイストを感じさせる)YA小説、2021年2月刊 -
読んだら、元気に前向きになれるお話!
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イズミ君がいい子すぎて心配。続編待ってます。
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昔から幽霊や妖怪などが視える体質の主人公。妖怪コンビニに偶然迷い込み、そこでアルバイトをすることに。事故で死んでしまった少年や、SNS炎上で死にたいと思う少女と出会い彼らの問題を解決していく。ただ、主人公の出自には結構闇がありそうなので今後、そこが解き明かされていく展開だろうか。
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意外と現代的な妖怪コンビニのシステムに驚き
著者プロフィール
令丈ヒロ子の作品






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