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Amazon.co.jp ・本 (48ページ) / ISBN・EAN: 9784751532041
作品紹介・あらすじ
谷間の小さな村で雑貨屋をひらいているおばあさんは、遠い村で働いているという息子の話をよくしていました。でも村の人たちはみんな知っていたのです。おばあさんに息子はいなくて、昔からのひとりぐらしだったことを。ところがある日、「孫娘の千枝ちゃん」がひょっこりやってきて…。心がぽっとあたたかくなる、安房直子絵ぶんこシリーズ第4弾。
みんなの感想まとめ
心温まる物語が展開されるこの作品では、谷間の小さな村でひとり暮らしのおばあさんが、空想の孫娘の話をしながら雑貨屋を営む様子が描かれています。村の人々はその話を楽しみながらも、おばあさんの孤独を知ってい...
感想・レビュー・書評
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安房直子さんの童話ですね。
絵は、高橋和枝さん。
谷間の小さな村で、おばあさんは、雑貨屋をひらいていました。
おばあさんには、子どもも孫もいませんが、いつも子どもや孫の話をしました。
村の人たちは、そんなことは知っていましてが、ふんふんと話を聞いていました。だれも、おばあさんの話をじゃまはしませんでした。
ある日、おばあさんは、空想の十二になる孫娘のために、ゆかた作り始めました。
ところが、ある日のこと、そんな娘ぎ、ほんとうにひょっこりと、おばあさんのところへやってきたのです。
「わたし、お父さんのおつかいで、野ばら村からきました。千枝といいます。」
「これ、お父さんがこしらえたせっけんです。おばあちゃんのお店に、置いてみてくださいな。」
「ああ、そうかい。いいですとも。どんどん売ってあげるよ。そんなことなら、もっと早く持ってきてくれればよかったのに。」
こうして、おばあさんと娘さんのお話が始まります。
やさしく真心がこもった、素敵なメルヘンですね。
もちろん童話ですから、娘さんは子だぬきですが、おばあさんはそんな事では驚きません。店には、人間以外にも色んな生きものがやってきますから!
安房直子さんの童話には、たぬきがよく出てきます。このお話には、三匹の子だぬきが登場しますが、可愛らしく素直ないい子たちで、ほっこりとしますね。
高橋和枝さんの柔らかなほのぼのとした絵にも癒されます。
子どもたちの夢を育む、安房直子の世界にひたるのも、至福のひとときですね(=゚ω゚=) -
『遠い野ばらの村』
安房直子 文
高橋和江 絵
【安房直子絵ぶんこシリーズ】からの一冊です。
”こころがぽっとあたたかくなる、やさしい童話集。”
少し前に読んだ『ひぐれのお客・初雪のふる日』の表紙は少し暗めな色彩でしたが、こちらは淡いピンク色の色彩が可愛らしく、野バラの香りまで届いてきそうです。
あらすじを少しだけ、ご紹介させてください。
谷間の小さな村で(小さな)雑貨店をひらいて、ひとりで暮らしているおばあさん。お店にやってくる人たちに、まるで本当のことのように、空想のむすこや孫の話をします。(話しているおばあさんの方も、本当に孫がいるような気持になっていました。)
そんなある日、お店におばあさんの空想していたとおりの娘があらわれますー。
「わたし、お父さんのおつかいで、野ばらの村からきました。名まえは、千枝っていいます。」
嬉しくてふっと涙が出そうになるおばあさん。「よくきてくれたねえ。」とあがっていくよう進めますが、娘は「今夜のうちに、帰らなきゃいけないの。」と首を振ります。そしてお父さんがこしらえたという石鹸(野ばらのせっけん)をお店に置いてくれるよう頼みます。びっくりするほど安い値段ですが、「それで、じゅうぶん、ー。一週間たったら、集金にきますからー」と、ゆっくりしていって欲しいおばあさんでしたが、娘は急いで帰ってしまいます。
さぁ、突然あらわれた娘の正体は?ひとりぼっちだったおばあさんに起こった、心温まる、ちょっぴりふしぎなお話です。(*´ω`*)
高橋和枝さんの優しいイラストに、思わず温かな涙が溢れそうになりました。
じんわりと心が温かくなる一冊です。おすすめです。(*´︶`*) -
人と動物と自然との共生
やさしい気持ちになれるおはなし
高橋和枝さんの絵のやわらかい感じがよい
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
安房直子の作品
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